糖質制限で【糖がちゃんと使えない体】は改善するのか?

先日、健康サロンをやっている人たちのあつまりがありました。案の定健康話になったのですが、健康に良いことということで「糖質制限をすること」って普通におっしゃる方がいて、私は「。。。」となりました。やっぱり、「糖質制限が健康に良い」って健康常識がまん延してるなーと感じました。

さて、さて、
前回は現代生活を普通に送っていたら、PUFAまみれになっちゃって、少しずつ、少しずつ甲状腺機能低下になっていくよ、ということをお伝えしました。

PUFAとは、もう一回整理すると、多価不飽和脂肪酸といわれれる2重結合を2個以上持っている体内でも酸化しやすい油でしたね。

栄養業界、不思議なくらいPUFAの体内での酸化については発信されていません。それどころか、オメガ3系の油は健康に良いと皆で口を揃えて言っている恐ろしい状態です。

わたしは、PUFAについて、そして糖について、学んでいった時に、これは、微力ながらも発信して、この落とし穴に落ちない人を増やさないといけない!!って強く思いました。

だって、本当に逆じゃないですか。

先日も糖質制限と、オメガ3系の脂の摂取をしている方からメールをいただきました。

糖質制限で食後の眠気などがなくなり、体調が良いと感じる一方、ちょっと前から足に痛みが出て来たというもの。。。

こういうのってあるあるですね。

食後の眠気は糖質を減らすと起きなくなります。

そもそも、それは、【うまく糖が使えていない】から高血糖になり、その後体がインシュリンを分泌しすぎて低血糖になり、という中で強烈な眠気に繋がるのですが、

糖を減らすと、その高血糖と低血糖が起こらなくなるので、眠気に苦しむことがなくなり、「あー調子良くなった!やっぱり糖質制限っていいんだな!」となりがちなのです。

でも、それを年単位で続けていくと、ますます体の糖代謝の能力は落ちて行きます。そして、たまーに外食などで、糖をしっかり摂る食事でもしようものなら、気絶するほどの眠気に襲われるのです。

これは、糖質制限を続けた所で、【糖をちゃんと使えない体の状態】が改善したとは言えないですよね?

それどころか、悪化していますよね?

もう、こんな感じになってしまうと、『糖って悪!』って信じ込んじゃって、糖をガッツリ食べている人を『そんな不健康な事して信じられん!』という目で見るようになります。

これは、糖が悪いのではなく、糖をうまく回せない体になってしまっていることに原因があるのです。

糖をうまく回せないから、血糖値が上がりやすい、その状態が体で成り立っている、つまり、高血糖というのは、体に糖が必要じゃないから取り込まずに、上がってしまったのではなく、体に糖は必要なのに、うまく利用できなくて(利用障害)上がってしまったという結果なのです。

なのに、【糖】が悪い!!となるのは、木を見て森を見ずの状態なのです。

では、既に糖の利用障害が起きているなら、どうやって改善していったらいいのか、ですよね。

PUFAをとらないような食生活にすることは、お伝えしましたね。

それを前提としながら、毎日はしっかり【糖】を取ってもらいたいのです。

でも、摂る【糖】に注意が必要だったりします。健康体にまで戻ったら、しっかりお米を食べる生活というのでしっかり糖は回るのですが、何か不調が起こっているなら、ほとんどの方は糖のエネルギー代謝が滞っている状態に陥っていると思われるからです。

その場合、しっかりお米を食べると、体がお米を分解するエネルギーを捻出しなければならない事、

お米はグルコースという糖の集まりなので、大量なグルコースのみが入ってくることから、うまく利用できない人がいらっしゃいます。うまく利用できずに、高血糖になったり、眠気がでたりします。

その場合はお米の摂取量は減らして、【糖+果糖】(グルコース+フルクトース)の組み合わせの糖質がシンプルに入っているものを摂取することで体は【糖】という材料からエネルギーを作るための代謝が回しやすくなっていきます。

糖がうまく回らないのには原因があった、糖そのものが原因なのでないのですね。糖質制限をすると、【糖はますます使えない体になる】というのが実際に起こることだと覚えておきましょう。

さて、今日のお話が参考になったら嬉しいです。

またお伝えしていきますね!

(娘がハマってる米粉とグラスフェッドバターを使ったクッキー。とっても美味しく作れるようになりました^^)

危険な油で起こる甲状腺機能低下

オメガ3をせっせと摂っていたら、足の発疹と頭の円形脱毛になったということをお伝えして、心配のお声を頂きました。

今は、その原因がDHAというPUFAだった、ということを理解し、もちろんDHAサプリはストップし、更にPUFAも注意する食生活にして、糖の代謝をどんどん回すことをやって、円形脱毛も治り、足の発疹も随分きれいになりました!

PUFAフリーと糖代謝を回すことをやっていくことで、体は本来の機能をゆっくりゆっくり取り戻していきます。

私の場合は、前回書いたように、すでに10年間PUFAを積極的に使わない生活だったので、体の代謝機能がそこまで落ちていなかったので、体の本来のいらないゴミを処理するっという機能がきちんと動いてくれていたのもラッキーなことでした。

でも、これも以前書いたように、【糖質はあまり取りすぎない方がいい】という糖質制限系の食事をしていたので、脂肪代謝を中心に回している体だったのですね。

だから、徐々に甲状腺は元気を失って来ている段階でした。(血液検査で引っかかるほどではないにしても、実は甲状腺機能低下ってすごく沢山の人に起こってしまっています。)

エネルギー不足が絶えずあるので、体温が低いし、抜け毛が多いし、張り切ってお出かけしたりすると、その後疲れが出て、リカバーする時間が必要な状態でした。

その頃は、体が低血糖気味なので、夜間も低血糖になっていましたね。

フリーリブレという装着型の血糖値測定器ではかったことがあるから、自分の夜間低血糖は自覚していました。

夜間低血糖が起こるということは、日中に低血糖になって、コルチゾールというホルモンが沢山副腎から出されているんです。

日中にコルチゾールを使いすぎている毎日だと、だんだん副腎が疲弊していきます。これを副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)というのですが、

【副腎疲労】の状態の時、本当に疲れているのは、副腎ではなく【脳】なのですね。

というのも、副腎からコルチゾールというホルモンをだして、なんとか血糖値を維持するように体が働いているのですが、そのコルチゾールを分泌させるためには、まず、脳の「視床下部」というところから、CRHというホルモンを分泌して、そのCRHをうけて脳の「脳下垂体」がACTH(副腎皮質刺激ホルモン)というホルモンを分泌、その伝達をうけて、副腎の皮質がコルチゾールを分泌する、という流れが起こるのですね。

なので、この流れをリピートする中で疲れてくるのは、脳なのです。

以前お伝えしたとおもうのですが、

体がコルチゾールを分泌し続けていたら、脳が萎縮してきて、それに対して、体はフィードバックをかけて、コルチゾールの分泌そのものを減らしていくってお話したと思います。

そのような体の状態が起こっている時、

実は、同時に甲状腺機能低下が起こってしまっています。

それはなぜか、というと、

コルチゾールを分泌していた、脳の【視床下部】と【脳下垂体】という同じ場所からの違うホルモン(甲状腺放出ホルモン(TRH)、甲状腺刺激ホルモン(TSH))によって、甲状腺もT3とかT4の甲状腺ホルモンを出しているからなのですね。

つまり、副腎疲労状態で視床下部や脳下垂体が疲れてきていたら、その影響は甲状腺の機能低下にも繋がる、ということなのです。

カウンセリングで血液データを見させていただくと、副腎疲労を起こしているなーっていう数値が見て取れます。

で、そういう方に、問診をしていくと、甲状腺機能低下の症状も起こっています。

初期の場合は病院で引っかかる数値にはなっていませんが、実は、言われている数値よりももっとシビアな数値で既に甲状腺機能低下が起こっていると判断できるのです。

そして、甲状腺機能低下につながる主な要素としては、3つあると言われていて、それの中のワースト1はPUFAなのです。

現代人はPUFAまみれの生活になっています。

私がやったように、オメガ3のサプリをせっせと、とらなかったとしても、お食事の部分で使われている油がオメガ6系の油という方がほとんどです。

また、外食や出来合いのものは本当にことごとくオメガ6系の油が入っています。

先日、コンビニでチョコレートを買おうと思って裏の原材料をちぇっくしてたのですが、ことごとく【植物油脂】と書いてあるのですね。全滅でした。

PUFA系の油は健康業界でノーマークなのです。
もう、表に出ないようにされているとしか思えないのですが。

そんな植物油大国の日本に住んでいるので、注意していないとどんどんPUFAが入ってくるのが現状です。
だから、普通に生活していたら、かってに甲状腺の機能低下が起きていくのが現代です。

さて、今日のお話が参考になったら嬉しいです。

またお伝えしていきますね!

(植物油バッチシなチョコ^^;)

オメガ3は危険!取り続けたら体に起こったこと

前回、PUFAという多価不飽和脂肪酸について少しお話しました。

2重結合を2個以上持つ【脂質】である【PUFA] が糖の代謝をブロックして、糖をうまく使えない状態になる。

それで私達は高血糖になったり、エネルギー代謝に使われない糖が中性脂肪になってしまうんだよ、ということをお伝えしました。

そういうことをお伝えすると、え?でもオメガ3やオメガ6は必須脂肪酸といわれているから、絶対とらなきゃいけない油なんだよね?

という方がいそうですね。

巷の栄養学でも、

オメガ6は、最近は摂りすぎには注意って言われてきてはいますが、それでも、必須脂肪酸ということで、「とらなきゃいけない油だ」といわれています。

オメガ3と6はバランスが大事で、1:4とかのバランスだと体にいいということで、オメガ6取りすぎている現代人はバランス摂るためにオメガ3もしっかり取りましょうって言われているのが今の巷の栄養学の教えです。

普段の生活を送っていたら、えごま油なんて美味しくもないし、一生懸命摂取することなんてしなかったのに、栄養の事を勉強し始めると、とらなきゃいけない油だ!必須脂肪酸だ!って習うもんだから、美味しくない油でも、なんとか摂取しようと頑張る。

私の場合は、栄養の勉強の中で出てくるオメガ3のことは長らく知ってはいて、何度もえごま油なんかを買って食べようと試みるのだけど、その美味しくなさに、1〜2度食べては断念して、いつの間にか古くしてしまい、廃棄、、、ってことを何度も繰り返していました。

でも、とうとう、「オメガ3の抗炎症効果」というものを習い、栄養しっかり頑張るぞ!と、DHAという魚油からとられたオメガ3をサプリメントで摂取しはじめます。

そして、毎日、毎日欠かさずにオメガ3のサプリを6ヶ月取り続けたら、体に起こってきたことがありました。

これは、私と夫の二人共に同時に起こったことです。

それは、足の膝より下から足先にかけてのグチュグチュした発疹、そして、円形脱毛でした。

私だけなら、まだ、ストレス?とか体質?などと、違う理由も考えたとおもうのですが、夫婦揃ってだったので、これは、摂ってるサプリだ、って思うことができました。

そして、さらに深く勉強をするなかで、それがPUFAなのだということに行き着きました。

そうなのです。これらの症状は、すべてPUFAに関係があります。

足の発疹は体内で毒性の炎症ゴミになったPUFAをなんとか体が排出するための苦肉の策としての排出現象でした。

また、円形脱毛はPUFA摂取によって、甲状腺機能低下が酷くなってきたことからの症状でした。

今では、そのことの繋がりがわかっているけど、

当時はわかっていなかったので、本当に最初は頭がはてなでした。

栄養に良いことをせっせとしているのに、私の体はどうしちゃったの?って感じでした。

私は円形脱毛は髪の毛で隠れるからまだ良いけど、夫の場合はもろ見えだったので「あ〜俺もいよいよハゲを気にしないといけない年になったか。。。」とかなりがっかりしている様子。

でもですね、私の場合は、そんなわかりやすい変化があったことから、さらに深く勉強するきっかけをもらったことをいまでは、感謝しています。

学んでいくと、PUFAはいい油、体に必要な油なんていうのはとんでもないことで、

体に入ったら、かなりの毒性を持つことから、体がなんとかしてその害の被害に合わないようにしている物質なのだと知っていったのです。

また、私たち家族の場合はラッキーなことに、ここ数年、日常にはPUFAを使う事がない食生活でした。

食生活で菜種油やごま油などの植物油、種子油を使っている方が多いとおもうのですが、うちはここ10年近くそのようなものは使っていなかったので、体の代謝がPUFAの蓄積でブロックされてしまっている部分は少なかったのですね。

なので、そうやって、いきなり、せっせと入ってきたDHAサプリというPUFAを、体はゴミとしてすぐに処理することが出来た結果がそのような足の発疹だったというわけです。

これが、長年PUFAまみれの状態の体だと、体のごみ処理機能が落ちているため、じわじわ、じわじわと捨てたいPUFAゴミが溜まって行ってても、排出出来ない状態で、体中にゴミを抱えている状態になってしまうのです。

ちなみに、【オメガ3の抗炎症作用】というのは、その通りなのですね。

今お伝えしたように、オメガ3をせっせと摂っていくと、免疫を発動させる「ごみ掃除」をしない体になって行ってしまうのです。

わたしのように、知らずにもPUFAをとらない食生活をしてて、代謝がそれなりに回っていたら、いきなり入って来たPUFAのような毒性物質は体が必死に排出する力があります。

足の発疹ってうざいし、キモいし、嬉しいことではないのですが、これは起こらなかったほうが良いのか、というと、体が排出したいものが排出された方がいいに決まっていますよね。

つまり、必要な排出現象が起きただけのことだったのですね。

でも、すでにPUFAが溜まっている体だと、追加でオメガ3をサプリで摂ったときには、体にゴミがありすぎて、体はごみ処理をしないことを選択してしまうのです。(エネルギー不足のため)

なので、【オメガ3の抗炎症作用】って、良いことなのか、は、考えてもらったらわかると思います。

またここのあたりについてはお伝えしていきますね!

さて、今日のお話が何か参考になったら嬉しいです!

(グラスフェッド牛のテールのボーンブロススープ作成中♪
牛の脂はPUFAほとんど含まれません^^)

糖の代謝を止めて体を高血糖&脂肪蓄積に向かわせるもの。

さて、ここ最近、【糖】が大事だよ〜ってお伝えし続けています。

今日は、糖を取るに当たって、前提として大事になってくることをお伝えしたいと思っています。

糖は、体でエネルギー代謝に使われてATPが作られるために大切なのですが、

これを食べていたら、せっかく糖をとってても、エネルギー経路で使えなくってその食べた糖は中性脂肪になって、ストックされるだけになっちゃうよ〜〜〜って話です。

この場合、糖をとっているのに、体としては糖不足のままだし、高血糖になるし、中性脂肪が蓄積します。

えええ〜〜〜って思いますよね?

世の中のダイエットの教えで、その話をしている人って私は知らないのですが、誰もが中性脂肪として、脂肪をブヨブヨと増やしたくないって思っているとおもうのですが、でも、その衝撃の事実を知らない人がほとんどです。

「糖を食べたら太る」って概念はある意味本当なのです。条件付きで。

え?でも、糖が不足してるっていってたよね?

なんで?糖を入れたって、使われないで、脂肪になっていくんじゃ意味ないじゃん!そう言われると思います。

私達は、糖のエネルギー代謝をガンガン回したら、健康になっていきます。

それは、脳と赤血球が糖に依存しているから。体の命である血が糖に依存しているから。

でも、糖をとってるのに、うまく回せないという事態になる、糖の代謝をストップさせてしまう、そんな危険な食材があるのです。

それが何だかしってますか?

それは、【PUFA】と言われるものです。

PUFAって科学の専門用語なので、ピンとこない方も多いと思いますが、

Poly Unsaturated Fatty Acid 多価不飽和脂肪酸 というのがその正式名称です。

オメガ3とオメガ6と言われている油がPUFAになります。

これはその構造のなかに複数の二重結合を持つという特徴をしています。

ちなみに、脂って、炭素の原子が繋がって長くなっています。脂肪酸の中には長いものと短いものがあります。

炭素ってつなげる手が4本あるのですが、このPUFAと言われる脂肪酸の場合は隣同士の炭素が2重に手を繋いでしまっている箇所が2個以上あるのが特徴です。

その2重に手を繋いでいる場合、その手はすぐに離れて他のものとすぐに繋ぎやすい状態なのだけど、とりあえず余ってる手をお隣の炭素と軽く繋いでいるという状態です。

PUFAの脂肪酸は、炭素数が多くって、長い構造なのですが、2重結合を何箇所か持っていることで、その2重結合の所が折れ曲がりやすく、「柔軟に動くことが出来る脂」ということで、サラサラしている油と言われたりしています。

そして、2重結合の手を他と繋ぎやすい性質があるから、【酸化しやすい油】って言われているのを聞いたことがあると思います。

オメガ3の油のえごま油やフラックスシードオイルなんかは酸化し易いから生で食べましょう〜て、聞いたことありますよね。

そう聞いて、生でたべたら、健康に良いと思って、せっせとオメガ3を取っている人が多いです。

でも、このPUFAの油は、実は体内にある活性酸素と簡単に手を結んでしまって、過酸化脂質という毒性の強い物質になってしまうのです。

研究論文では、このことは研究されていて、論文もしっかりあるのですが、栄養業界はこの油たちを売りたいので、この事実については、表に出ないようにされているのが現状です。

今日は、難しい言葉もたくさん出てきたと思うので、これくらいにして、また次回続きをお伝えしていきますね!

こちらでは、表に出てきにくい健康、栄養に関する真実をお伝えしています。

今日のお話が参考になったら嬉しいです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

石井恵子のカウンセリングや講座は全メニュー満席でただいま募集をストップしています。枠が空きましたら、ニュースレター先行でお知らせしますので、ぜひご登録お願いします♪
https://pure-food-pure-body.ck.page/b1d3aad0e6

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


(黒糖入りコーヒーとグラスフェッドミルクのチーズでホッとしています^^)

幸せ感が沸き起こらないなら○を取れ!

ここ最近、糖が大切なんだよ〜!ってお話をしていると思います。

糖は私達が生きていくためのエネルギーを作る材料として、最も効率が良くって、クリーンな材料なのです。

でも、そんな話をすると、「え?糖って1gが4キロカロリー生み出すけど、脂肪は1g9キロカロリーを生み出すから、脂肪のほうが燃えた時のほうがエネルギーって沢山生み出されて良いんじゃないの?って質問も出るかもしれません。

確かに、1gあたり、脂質のほうが作られるエネルギー総量が多いです。

だから、糖質制限で脂質とタンパク質をしっかり摂るダイエットの場合はお腹があまり空かない気がします。

脂質とタンパク質だと、血糖値が動かないから、血糖値をコントロールしたい人にとって、こんなに良い食事法はない!って結論にもなったりしそうになるのです。

でも、前回お伝えしたように、糖を材料にしかできない器官がある。それが脳と赤血球でしたね。

その体の仕組みがある限り、糖を減らすということは体にとって致命的なことになってしまうのです。

脳が糖切れな状態って、イライラしがちだったり、自分のキャパが無い感じなのです。なんか、焦ってる状態。

私は、糖質制限していた頃、「糖は少なめ」を心がけていた頃はいつもなんか焦ってるって感覚がともにある状態でした。

今日、予定が山積み!て日なら、もちろん焦る気持ちになるのはありだけど、そうじゃない余裕がある日でも、なんかいつも焦ってる自分がいるな、って気がついたのです。

気持ちが焦って、先走る感覚なので、何かを落ち着いて取り組むということが難しかったです。じっくり本を読んで思考を進めるとか、文章をじっくり書くとかが何故か出来ないんですね。

あの頃、ビタミンBが足りないと、本が読めなくなるよ、と聞いて、ビタミンBを取ってみたりしたくらいです。

今では、なぜビタミンBと言われているのかもわかります。ビタミンB類は糖の代謝に関わるビタミンなのですね。

でも、糖を取ってて、代謝部分でコケている場合はビタミンB類はサポートになるのだけど、そもそも、糖をあまり取れていない場合は、材料不足なので、ビタミンBだけあっても働けません。

脳内のクリエイティブさとか深い理解とかって、やっぱりかなりのエネルギーを消耗します。

糖が少ないと、潜在的な脳のエネルギー不足が起こってしまうので、集中モードには入りにくいのです。

受験の時に、私の母はせっせ、せっせとケーキを買ってきてくれていました。ケーキが常備されている状態だったのですね。(母の愛情表現方法は食べ物だったので!😁)

コーヒーを淹れて、ケーキをお皿に入れて、2階の勉強部屋に向かうのが私の毎日の受験勉強スタートのルーティンでした。お陰で、希望の大学に合格したのは、そんな母の愛情のおかげだったのかもなあって今更ながらに感謝です。

ちなみに、コーヒーと一緒に食べていたのも良かったのです。コーヒーのカフェインが糖の取り込みを上げてくれるので、糖がキチンとエネルギーとして周りやすかったのですね。

コーヒーなどのカフェインは良くない!!!って分子栄養学の学びでは習ったのですが、でも、科学論文のリサーチベースでは、カフェインを【糖なしで摂ることがエネルギーの空回りになるので良くない】のですが、【糖と一緒に取ることは、実はとっても健康効果が高いこと】という結果が出ているです。

(カフェインやめろと習って、一時は止めたけど、でも、美味しいし、これがだめな気がしないな、、、っておもってまたすぐに飲み始めてたのですが、その感覚は正しかったようですね。)

脱線しましたが、話を戻しますね。

【糖】が少ないと、勉強や脳を使うという人間の活動として高度なことはもちろんのこと、基本的な生存という所も脅かされていきます。(脳のうちの20%が糖依存だということはお伝えしましたね!)

そうなると、本当に色々な事に悩まなければならなくなります。

例えば、あるクライアントさん、疲れやすく、幸せ感が湧かず、それをなんとかしようと、とても沢山のサプリメントを摂られていました。

実はこの状態って、栄養の事を一生懸命やってる人にあるあるだったりすることなのです。

いろんなビタミンとかミネラルとか一生懸命取るんだけど、肝心のエネルギー代謝がうまく回らない事が起こってるために、それらの微量栄養素とっても効かなかったりするんです。

この方も同じようなことが起こっていました。

【糖】こそが大事なんだ、ということを伝えさせていただき、【お伝えするように】【糖】を摂ってもらうようにしてもらいました。

すると、どうでしょう。

それまで幸せ感が起こらない、って言ってたのに、

しばらくすると、「子供と朝散歩してるだけでしあわせだなああああって幸せ感が込み上げてきた!!」と報告してくださいました。

ご主人に対しても苛ついてしょうがなかったのに、この頃は笑える余裕がでた、とか。

さらに、最近は、4人目の妊娠も良いかも!と気持ちが向かれているそうです。

これって本当にすごいことです。

糖のエネルギー代謝がしっかり回り始めると、私達はの体は、【ただ自分が生きる】事に精一杯だったのから、余裕が出来て、【子を生む】という更にエネルギーが必要なことに向くことが出来るのですね。

脳に糖が必要なのに加えて、赤血球は糖依存です。赤血球といえばほとんど【血】そのものですよね。

赤血球は他の細胞が沢山のエネルギー生産をしている細胞内のエネルギー生産工場であるミトコンドリアという細胞小器官を持たないのですね。

で、

通常の細胞は、そのミトコンドリアで酸素も使って莫大なエネルギーを生み出すということができるのだけど、赤血球は自分が使うエネルギーを生成するためにそのような好気的な代謝経路を使うことができないのですね。

そのため、赤血球はエネルギーを得るために細胞質内の解糖系と言うシステムを利用し、グルコースを分解してATPを産生します。

赤血球は糖があろうとなかろうと、どうやったって糖しか使えないので、糖が無い時、体は私たちの体を構成しているタンパク質を切り出してアミノ酸にして、それらを糖に作り変えるという、ウルトラCをやり遂げます。

でも、このときの体は【糖】というエネルギー不足。

だったら、なるべく省エネで分解し易いタンパク質部分がいいって思うの当然ですよね?

そんな、【糖】不足の体が最初に使い始めるのはどこだか知ってますか?

それは、軟骨などのコラーゲン部位です。

コラーゲンにはグリシン、プロリン、ヒドロキシプロリンなどのアミノ酸が豊富に含まれており、これらのアミノ酸が糖新生でグルコースの前駆体として利用されるのですね。

【糖】のエネルギー代謝がうまく行っていないと、わたしたちの体は、どんどんコラーゲンを使って行きます。

すると、お肌はカサカサになりがちだし、膝などの軟骨部分がすり減って痛みが出るなんてことになっていくのですね。

膝が痛くって、整形外科に行ったら、膝の軟骨がすり減っていますよ、って言われました。。。という方も結構多いのですが、大切なのは、なぜそれが起こっているか?なのですよね。

まずは、意識しないといけないのは、糖のエネルギー代謝がきちんと回っていないために、体が軟骨部分を食べて行ってしまっているという事実だったりします。

さて、今日はまた違う角度で、糖の重要性をお伝えしました。

今日の内容が少しでも役立ったら嬉しいです!

またお伝えしていきますね!!

 

(糖代謝を上げたら起こった事!バカ毛がたくさん生えてきた。笑)

スッキリ思考がまとまる脳には糖が必要なわけ!

私達が毎日安全に生きて行くためにはものすごいエネルギーが基礎代謝の部分だけでも必要になってきますっという話をお伝えしました。

私達は、色々なものを食べるけど、それら栄養素の中で糖質、タンパク質、脂質という3つが3大栄養素って呼ばれていて、生きていくためには、それらは絶対必要だよ〜と言われているものですね。

中学校とかで習ったと思います。

でも、この3大栄養素って、身体にとってどれも必要なものなのだけど、糖質は身体のエネルギーとして使われることが一番効率が良くって、おまけにエネルギーとして使われた後は、水と二酸化炭素に分解されるだけなので、とってもクリーンなエネルギーだって知ってましたか?

わたしは、糖質制限よりな食事が身体に良いと信じてやまない時代があって、数年単位で糖質制限をやっていました。

糖質=悪とまでは思わないけど、糖質=沢山は摂らないほうが良いもの

という認識がこびりついていました。

でも、身体の色々な臓器って、身体にエネルギーとして糖質がある時、使える糖質が無い時に一体何をエネルギーとしているのかって知っていますか?

まず、糖がある時とない時で体は使うエネルギーにしていく栄養を変えます。

それはですね、

身体にエネルギーとして使える糖がある時には、

肝臓は、糖やアミノ酸をエネルギーにしていくし、

筋肉は糖を

心臓は脂肪酸を

脂肪組織は糖を

脳は糖を

赤血球は糖を

それぞれ使って、エネルギーにしていきます。

はい。身体に糖がしっかり入っていたら、心臓以外は糖をエネルギーとして使うのですね。

それは、糖って、まずは、エネルギーにしてくために、代謝経路に乗せる形にするのに、余計なエネルギーがいらないのです。

ベルトコンベアーみたいなのをイメージしてください。最終形態はATPていう身体が使える電池エネルギーです。

そのベルトコンベアーは糖であるグルコースやフルクトースが材料として入ってきた時に一番労力少なくベルトコンベアー上を流して作り替えて行くことが出来るのです。作業員が一番少なくて良いんですね。つまり身体がその行員に支払うお給料もあまり捻出しなくて良いのです。それでいて、その糖という材料はクリーンに燃えて、最終的にATP電池になってくれるから、ゴミが出ないので、廃棄物処理にも人手が必要ないのです。つまり、会社としてのお金はまたここでセーブできるわけです。

じゃあね、糖質制限なんかをして痩せよう!!って思ってると、糖をかなり制限しますよね。

身体にエネルギーに回せる糖がない時、身体が使うものはなんでしょう。

肝臓は脂肪酸

筋肉は脂肪酸かケトン体

心臓は脂肪酸かケトン体

脂肪組織は脂肪酸

脳は果糖

赤血球は糖を使うのです。

まず、身体は生きていかないといけないので、なんとかして、ATPを作るための材料を作り出すのですが、なにせ【糖」っていう一番最適な材料が入荷されてない、って、身体の作業員はざわざわします。

そして、このままじゃやばいね、って、っ特ベッツ作業員を動員します。それがアドレナリンとかコルチゾールとかいう作業員。その特別作業員が働くことで身体の脂肪組織にためている中性脂肪を分解しにかかり、【脂肪酸】という材料をベルトコンベアーに乗せる作業をします。

そのままじゃ使えないので、β酸化という過程を行いアセチルCoAという形にしてベルトコンベアーにやっと乗せれます。

会社としては、余計な作業員も動員しなきゃだし、余計な給料がかかるので、これは非効率なエネルギー生産方法っていうのがベースに覚えて得必要があることなのですね。

でも、【糖】 の入荷がない、っていう非常事態にはしょうが無いですよね。生きるために、身体はそれをやっています。

そして、あれ?っておもいませんか?

糖がないときでも、脳は果糖を、赤血球は糖を使うって意味がわからないと思いますよね。

以前は、糖質制限派の人たちからよく言われていたのは、脳は脂肪酸からのケトン体を使えるし、それのほうがすごく良いネルギー源なんだ!って説でした。

でも、実は、ケトン体って、脳は本当の緊急時に使うことは出来るのですが、それでも、脳に必要なエネルギー全部を賄うことが出来ないと言われているのです。

賄えるのは80%まで。残り20%はどうやったって、糖からエネルギーを賄わないと脳はきちんとした司令塔としての働きが出来ないのです。脳の特定の部分や赤血球など、ケトン体を利用できない細胞が糖であるグルコースに依存しているためなのです。

いっつも糖を削っていていたら、その20%がうまく賄えない状態が続き、脳は死滅していき、きちんとした働きができなくなってしまうのです。

そして、実は、2017年に重要な研究論文が発表されています。

脳は、糖が欠乏したときのために、ブドウ糖(グルコース)を果糖(フルクトース)にして脳の細胞内に備蓄しているという研究結果です。

つまり、低血糖という使える糖がない状態のとき、脳はじゃあ、ってすぐにケトン体を使うのではなくて、果糖を使っているのですね。

実は、ケトン体は、脂肪酸もそうなのですが、糖のエネルギー代謝をブロックしてしまう物質なのです。これはどういうことかっていうっと、糖がエネルギーとして使われる時に、その代謝の経路、さっき伝えたベルトコンベアーに組み込まれていくのだけど、その経路の邪魔をするのです。だからスムースに糖がエネルギーに変換されなくなるのです。これをランドル効果って言います。

それも、摂ってる脂肪酸の種類によって、完全にブロックするか、一部をブロックするか、変わっていきます。

そこら辺についても、とっても重要なことなので、また順を追ってお伝えしていきたいと思っています。

今日お伝えしたかったことは、わたしたちの脳って、どうやったって糖が必要なんだよ!!!!ってことです。

長らく糖質制限をしていると、どうしても、身体は毎日少しずつ、病気を作り出す身体の状態に移行していきます。健康って一日にしてはならないけど、病気も一日にしてはなっていません。毎日の積み重ねで、わたしたちは健康にも病気にもなっていくのですね。

今日の話が少しでも役立ったら嬉しいです!!

またお伝えしていきますね!

好きなことを見つけるためには、〇を取れ!

先日の記事「好きなことを見つからない事とエネルギー不足の関係」というテーマについてはyoutubeでもお話したのですが、

好きなことが見つからない事とエネルギー不足の関係 1

好きなことが見つからない事とエネルギー不足の関係 2

 

そのことって興味がある方が多いんだな、とわかりました。

それは、「好きなことを仕事にって言うけど、その好きなことがわからない」という、カウンセリングでよーく聞くお悩みがあって、それに対する回答というか、考え方についてお話したのですが、

その中で、

【まず、「これが好き!」とか、「あ〜〜これだ!!!」って思えるかどうかって、その余力がないと、難しいのだと思っています。余力。。。それは【身体】のエネルギー的な余力であり、【精神的】な余力 です】

とお伝えしました。

今日は、その話の中での、好きなことを見つけるためには、【身体】のエネルギー的な余力が必要だよ!という部分についてお伝えしたいと思います。

それはですね、

自分が何が好きなのかわからない、っていう方とか、そこまでではなくても、なんかやろうかな〜ってちょっとは思うけど、でも、なんか出来なくって止まってる、、、って方は、基本的に無自覚な方が本当に多いけど、身体のエネルギー不足が確実に起こっています。

私達の身体は、基礎代謝と言って、何も大きな活動をしなくっても、ただ、生きているだけで、ATPと言われるエネルギーを使いつづけています。

その基礎代謝で使ってるエネルギーをバカにしてはいけません。

私達って毎日、毎日食べた物を食べますよね?

その固形の食べ物を食べた時に、噛み砕いて(エネルギー消耗)飲み込んで(エネルギー消耗)胃酸が働いて(エネルギー消耗)、タンパク質だったらペプチダーゼ作って(エネルギー消耗)、アミノ酸レベルまで一個一個に切り離して分解して(エネルギー消耗)、糖質だったらアミラーゼ作って(エネルギー消耗)グルコースなどの単糖レベルにまで切り離して分解(エンルギー消耗)、脂質だったらロパーゼを作って(エネルギー消耗)、脂肪酸レベルにまで切り離して分解(エネルギー消耗)消化していくのです。

そして、やっと吸収していくのだけど、それらを血肉にしていくためにも多大なエネルギーが必要になってきます。

つまり、生きている命をつなぐ、という単純な事に、身体中総動員して、必死な働きを行って、わたしたちは普通に【元気】って、ただ【生きる事】が出来ているんですね。

その体の働きはもう感動レベルを通り越して、神様の働きを感じざるを得ないくらい精密なわけです。

これに、身体には、ホメオスタシスっていう外界の刺激に対して、体内がその衝撃をもろに浴びないで済むように身体の中を一定に保とうとする働きが働いてくれていて、

この頃1月のここ長崎は海の目の前で寒かったりもするのですが、家の中は薪ストーブをつけて暑かったり、と、私の身体は寒さと暑さと両方を味わっているのだけど、そんな中でも、体温は変わらず一定に保つ働きをしてくれているのです。それは、外の気圧とか温度とかに合わせて血管を少し収縮させて、血圧をあげたり、はたまた血管を緩めて、血圧を緩めたり、交感神経、副交感神経の働きを使って微細な調節を行っているのです。

つまり、何を言いたいか、というと、ただ生きているだけで、環境に合わせて色々身体は忙しく働いているってこっとです。夜寝てても、夜中に、トイレで目が覚めるという方が結構いらっしゃるのだけど、それは、夜中に身体がエネルギー不足を起こして低血糖になっている場合に起こります。つまり、身体はエネルギー不足を起こしているのですね。

自分の身体を維持する、基礎代謝の部分でさえエネルギー不足を起こしているのに、さらなる何かこれ!!ってことに、身体がエネルギー使いたいって思ってると思いますか?

「もう、勘弁してよ〜〜ただでさえ、貯金マイナスなんですけど〜〜、それ、万が一やる気出しちゃったりしたら、なにかアクションするんでしょ?それってどんだけエネルギー使うかわかってますか?!」

って身体からは、帰ってきそうですよね。

そう、【やる気】って、実態がなくて目に見えないものだから、身体の物理的なエネルギー不足と関係なさそうだけど、【やる気】を起こすのって、ドーパミンとかアドレナリンとかって神経伝達物質やらホルモンやらが身体の中で発動されて初めて私達は【キラリン!!】って目を輝かせてやる気になるのです。

つまり、身体の中で何かの物質が働いて初めて実体のない【やる気】を感じる事ができるのです。

身体に余力がないと、ドーパミンも出せません。。。アドレナリンも出せません。。。だって、私、生きるためのエネルギー回すので精一杯というか、本当はここの修復と、これの消化と、あれも、これもエネルギー不足で滞ってて。。。って言ってるのが身体です。

つまり、やりたいことが見つかるためには、または、【これ!】って思えたり、「これだな!」って思えることに向かっていく行動が出来るためには、身体のエネルギー不足を改善して!!!

と、それに尽きるのですよね。

っと、、ここまで前置きが長くなってしまって、もう、長くなりすぎたので、結論だけ言うことにします。

じゃあ、身体のエネルギー不足を改善するには、どうしたら良いの?ってところですよね。

それは、【糖】を摂ることです!

それも、かなりエネルギー不足がある方ほど、シンプルな形の糖を摂る事。ベストな形は【グルコース+フルクトース】がシンプルな形で入っている糖です。

この結論をお伝えしたら、「えええええ〜〜〜〜〜」とかなりのブーイングが置きそうですが、これにはきちんとした生化学的根拠があるのです。

糖といっても、白砂糖は薬剤使ってかなり漂白されてるので、その薬剤の害が嫌なのでオススメしていません。

こうやって一言で結論は言えてしまうのですが、これには、更に更に伝えたいことが山盛りあります。

ということで、また、お伝えしていきますね!


(ということで、黒糖かじってます!)

私達は自分が知っていることで出来ている!

今って、健康情報がテレビからも、youtubeからもインスタからもFBからも流れてくる便利な時代です。

でも、本当に大切な情報って、ほとんど出回っていないのだなあってことを知りました。

それはなぜ?って思いますよね?

なんで大切な本当の健康情報ってまわらないのか?

それは、健康ブームって消費者に向けて商品を売るために作られているからなのですね。

だから、意図してある食品が健康に良いとか、健康に悪いとかって情報が流される仕組みになっています。

だから、受動的に流れてくる事に洗脳されて、「あ〜納豆が身体に良いんだね!毎日食べよう!」とか、「へ〜オメガ3って抗炎症効果があるんだって!肌荒れしている私はしっかり摂ろう!!」みたいにやってると、

知らず知らずのうちに、わたしたちはうまいことレールに乗せられて、本来自分が望んでいる状態とはかけ離れたところにたどり着かされてしまいます。

健康にしているつもりなのに、なんか疲れが取れないんだよね、、とか、すぐに疲れやすいんだよね、、とか、抜け毛が多いのは年なのかなあ、とか、この頃なんだか便秘がちなんだよね、、とか、腰を痛めた〜とか、ヤッパリ年かなあ、50肩かもしれん、、、とか、夏場の洗濯物干しでシミができちゃった、目立ってて嫌だ〜〜とか、とか、とか、

健康に気を使って食べているのにヤッパリもう年なのかな〜〜

って思う事がチラホラでてくるのです。

「健康問題!」と深刻になる病気にまで行かなくても、「ちょい不調」ってことが起こっていきます。

でも、日々取ってる食品がそれらの原因だとは全然結びつかなかったりするのです。

We are what we eat.(私達は、自分が食べているもので出来ている。)

だし、

We are what we read.(私達は、自分が知ってることで出来ている。)

なのです。

これらは本当に真実なことだと思っています。

情報過多な時代で、スマホ開けばすぐに情報が飛び込んでくる時代だからこそ、

自分に入れる情報を【自分】が選別する力が問われている時代になってきていると感じます。

このブログでは、今後も、私が知っていること、学び続けていることをシェアしていけたらと思っています。

その辺に簡単には転がっていない情報だし、私は、今まで学んで来た事の結果として、矛盾点を知ったあかつきに、ラッキーにも今のことが学べ、腑に落とす事が出来ていることだけど、これは、世の中の人は知らなきゃまずいでしょ!!と、危機感さえ感じています。

ぜひ、私がシェアする話で少しでも誰かの健康度が上がって、日々の生活がより幸せになったらこんなに嬉しいことはないと思っています。


(今年は、小さな畑で、里芋ができました!ほったらかしで何も上手に作れないのですが、里芋は放ったらかしでも美味しく出来て嬉しい!)

好きなことが見つからないことと、エネルギーの関係

お勤めをしている方で、
「よく好きなことを仕事に、っていうけど、好きなことがよくわからない!」とおっしゃる方。

今やってる仕事は、得意だし出来てはいると思うけど、でも、このままじゃなぁ、、、って漠然と思ってる。

でも、じゃあ、この仕事辞めて何するの?

ってなっても、思いつかなし、これがやりたい!っていうのも無い。。。

意外と、そういう感覚の方のご相談は多いです。

私は昔から「これっ!!」と思う事に、突き進むタイプで生きてきました。

だからこそ、ぶつかって、立ち止まって、学んで〜〜って、大なり小なり傷を受けながら成長していく所があり、今は「これだ!!」と思って直進できるタイプが絶対いい事、とも思ってはいないのですが、(そして多少は私も学んではいるので、これっ!と思っても、一回ちゃんと考える、というアクションも取れるようになってきましたが)

まず、「これが好き!」とか、「あ〜〜これだ!!!」って思えるかどうかって、その余力がないと、難しいのだと思っています。

余力。。。それは【身体】のエネルギー的な余力であり、【精神的】な余力です。

肉体的に、疲れ果ててたら、好きなことに移行するのってエネルギーすっごく使うことなので、わたしたちはそこに対してっ閉じてしまいがちです。

見えてるはずなのに、見えていないってことが起こります。

空がとても美しいのに、疲れててその美しさが目に入らない、とか、

子供って、ちょっとした事が笑える感じ(言動)なのに、全然それが見えない、聞こえない(実際目には入るし、耳にはいるけど、身体の中で反応にまで落とし込まれない)そして、ただ騒がしさに苛つく、とか。

それらが起こるのは、身体のエネルギーが不足している部分も大いにあるのですね。

そして、精神的な余力。。。

これも、突き詰めれば、私達の生産出来ているエネルギー量に行くのですが、

毎日、「ちょい嫌」な事に追われている場合、必要以上にエネルギーを使って、心は疲れています。

長期に続く心の疲れやストレスって、イコール、コルチゾールという抗ストレスホルモンを分泌させる出来事なのです。

それが分泌されると、身体は強引に、身体を分解してエネルギーとして燃やしていきます。

あれやこれやと考えている脳は【糖】をめっちゃめっちゃ消費している器官なのですよね。

「脂肪を分解したケトン体も、脳の栄養だから、糖質制限でも、脳はきちんと回るよ!」っていう説が糖質制限派から一時言われていたのですが、最近の研究では否定されています。

やはり、脳は【糖】で回っています。身体にきちんと糖が摂取されていようと、されていまいと、脳はなんとかして、糖を手に入れようとします。

ストレスが溜まってると、「あ〜〜甘いもの欲しい!!!」ってなるのは、何も悪いことではなかったのですね。当たり前の身体の素直な反応なのです。(だから、といって、そこらへんのスーパーや、コンビニの安いスイーツはPUFAまみれなので、絶対やめにして欲しいのですがね。。スイーツなら何でも良い!って訳では無いです)

さて、ストレス状態が続くと、身体はエネルギーを作ろうと、せっせと自分を燃やし、そのうち、脳も萎縮することが言われています。

そこまで来ると、身体としてやばいので、もう、抗ストレスホルモンのコルチゾール出し続けてたら、逆に私って危険じゃない?って気がついて、コルチゾールを出さない方向に身体は向いていきます。

そうすると、、、、あれれれれ〜〜。

コルチゾール出して、エネルギー作っていたので、コルチゾール出なくって、体の状態としては「ダルい〜疲れ取れない〜やる気起きない〜」になっていくのです。

つまり、身体はもうこれ以上、脳を始めとして、身体を燃料として燃やしてエネルギー上げるよりも、しんどくっても、身体を守るために、エネルギー作らない、事を選択してるんですね。身体の苦肉の策です。

さて、さて、

このような状態の時、つまり、精神的なストレスからの結局は身体のエネルギーが枯渇している状態の時、もちろん、わたしたちはもう、つらいのです。。

表面頑張って見せてても、内面は結構つらいのです。(サロンで血液データ見せてもらうと、結構この状態の方が多い事にびっくりします。)

内側その状態で、やりたいことに「これDA!!!」ってアンテナ立つって思いますか?

どう考えても、無理ですよね。

つまり、これやりたい!!を見つけていくには、

①身体のエネルギーを上げていくこと、

そして、

②脳のエネルギー消耗をなくす事

が、めっちゃ必要な事になっていきます。

①のことは、おいおいお伝えしていこうと思っていますが、

②の脳のエネルギー消耗をなくすためには、まず、何が嫌なのか?を書き出してみる事が有効です。

無自覚で嫌なことをしちゃってるのが私達です。

まず、自分が嫌なことを自覚すること。

そしたら、じゃあ、どうやったら、それを回避出来るのだろう?って思考を進めることが出来ます。

満員電車で通勤するのがとっても苦痛で、ストレスでしょうがなかった、という方の話を聞きました。

人が満員電車で運ばれないと行けない社会のシステムがオカシイ!!!と怒りが湧いていたそうです。

でも、その方はある時、ふと気がついたのです。

満員電車がある世の中のシステムを変えるより、【自分を変える】ほうがずっと楽だな、って。

そこに気がついてからは、満員電車に乗らなくてもいい自分になれるように、努力して、そして【自分を変えて】満員電車に乗らない生活になったそう。 その方は、今やりたいことをやって生きていらっしゃいます♪

意外と、やりたいことを見つけるの最短距離は【やりたくないことに気が付き、じゃあ、どうやったらそれをやらないでいられるか?】にエネルギーを向ける事なのかもしれませんね。

私達は、自分の使えるエネルギーソースって限られているから、「イライラ」にエネルギーつかうのか、「こうやって見よう!」に使うのか、思考の使い方で、全然違っていくと思います。

(色々やりたくて早朝起きてみたけど、寒すぎです)

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!

【遅ればせながら、あけましておめでとうございます!】

こんにちは!Pure Food Pure Bodyの石井恵子です。

さてさて、ちょっと久しぶりのブログになってしまいました。

前年はかなりインプットの年だったので、今年は、しっかりアウトプットもしていこうと思っています。

2020年以降、私自身、ますます変化していってるのですが、去年、2023年は本当に大きな節目になる年でした。

10年前の2013年にアメリカから日本に帰国し、離婚をしたのですが、そこから10年経って、2023年の12月に元夫と、やっと友情を復活させることが出来ました。
年末年始には、かつて住んでいたアメリカ メイン州の地を訪れました。

それは、アメリカに住む3人の子供たちのためにどうしても達成したかった事でしたが、本当に祈っていたことが120%叶えられた出来事でした。

(夕方7時から夜中の2時までの7時間、元夫、私、アメリカの子供3人の5人で話し続けた2024年1月1日)

離婚から、友情復活までには、本当に長い道のりがありました。

でも、10年という月日の中で、「こういう形にしたい」という思いを変えずに進んでいたら、本当にミラクルのようなことが起こり、ちゃんとそれは達成されていきました。

神様のことは結構昔から信じていたのですが、2020年にいろんな出来事の中から聖書をガンガン読むようになり、洗礼も受けて、クリスチャンになり、ますます神様のことを信じて祈る毎日になりましたが、今回の出来事も、また、神様の働きを感じずにはいられないことでした。 

さて、お仕事の方では、2023年には、分子栄養学臨床医学会の認定カウンセラーを取得しました。

日々はサロンの方で、施術に加えて、心と身体の健康のカウンセリングをしております。

更に、年末には、崎谷博征医師パレオ協会基礎医学会員となり、今現在はさらなる勉強の道も楽しんでいるところです。

大学時代、生化学の研究室でを研究し、アメリカの研究所でも研究の端くれを味わわせていただいた事がこのような形で役立ってくるんだなあ、と、人生の点と点って繋がっていくんだ、という事を実感しています。

巷の栄養情報でまことしやかに言われていることが、研究論文を調べていくと、とんでもなく間違っている事だったり、真逆だったりするということを、ここ最近は興味深く学んでいます。

じゃあ、本当の健康への道って、どのようにしていったら進んでいけるの?

私は2010年以降【健康の分野】で学びを続けてきたのですが、ここに来て、あーそういうことだったのか〜、と、深く繋がってくる経験をしています。

世の中で良いと言われているものが逆に身体を害するものである理由があるのでした。

一生懸命健康法を追いかけている人をリアルに中長期に見た時に、健康になっていかないはずだわ、と愕然としました。

今後発行するニュースレターでは、「どうやったら、なるべく心も身体も若々しく、元気でいられるのか」について、本当のサイエンスを元にした、心と、身体の健康情報について、お伝えしていこうと思っています。

巷の健康情報とのギャップにびっくりされるかもしれません。

ご興味がある方は、どうぞ、こちらの無料ニュースレターへの登録をお願いいたします🙇‍♀️

https://pure-food-pure-body.ck.page/b1d3aad0e6

それでは、皆様の2024年がますます健康で喜びに満ちた年になりますように。

石井恵子