低体温なのは〇〇だから

低体温を改善したいとおっしゃる方は多いです。

でも、お話効くと、「甘いもの避けてます!!」っておっしゃる方は多いです。

身体の体温が作られるメインの熱源はどこだか知っていますか?

それは、細胞の中にあるミトコンドリアで行われるエネルギー生産回路であるクエン酸回路という所です。

そこがエネルギー生産の仕事をすると、その代謝産物として、二酸化炭素と水とATPというエネルギーと、そして、熱が放熱されるのです。

つまり、ミトコンドリアがきちんと回らないと、クエン酸回路が回らないと放熱されないので、低体温なのです。

「低体温だと、癌になるよ」って言うじゃないですか?

癌という病気の状態では、身体のエネルギー生産はミトコンドリア系があまり回らず、

【解糖系】という酸素がなくてもエネルギーを生み出す代謝でエネルギーを作り出すことをたくさんしているのです。

つまり、ミトコンドリア系があまり回らないので、熱が放出されるチャンスがあまりなく、低体温になるのですね。

この辺、メカニズムが理解できると、聞きかじっていた事と、メカニズムがつながって、

「だからなのね〜〜!」とわかってきてとても面白いのです。

砂糖を食べると低体温になる説ってありますよね?確かに、ご飯とかを大量に食べて【高血糖】になった後、血糖値が急激に下がって「冷え」や「不快感」を感じるという現象はあったりします。でも、【低体温】とは、身体のコアな部分の体温からして低い状態です。

つまり、砂糖=冷えということには何も科学的データがないのですね。

というか、それは、だって、逆ですもん。

砂糖(オススメしているのは、黒糖とか良質なはちみつ)は身体のエネルギー生産の材料ですから!

もちろん、それらを食べて身体は冷えません。

甘いものが悪いのではなく、市販の甘いものに入っている植物油などのPUFAが悪いのです。それが一蓄積すると、甲状腺というエネルギー生産のスイッチを押すホルモンを出す器官が機能低下を起こしてしまいます。

その結果、エネルギー生産のスイッチが押されずに、回路が回らず、熱が放熱されず、低体温になっていきます。

つまり、低体温なのは

①糖をしっかり摂ってないから

②PUFAがたまってるから

その2点が言えてくるんです。

さて、今日のお話がなにか参考になったら嬉しいです!

また感想などいただけると嬉しいです。

またお伝えしていきますね!

 

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