子供が怒りっぽい?分子栄養学で見る成長期の心と体のバランス

子供の突然の怒り、その背後には?

「うちの子、また怒ってる…。」子供の怒りや不機嫌に頭を抱えている母親の皆さん、その背後には子供の心と体の「SOS」が隠れているかもしれません。

子供たちの体は日々成長し、その変化に伴う栄養のニーズも大きくなります。

しかし、食事の選択や生活習慣によって、そのニーズが満たされていないことも。

子供が突如として怒りを見せる場面。

その怒りの背後には、単なる癇癪と見過ごしては行けない、身体的・心理的な背景が存在することがあります。

1. 分子栄養学的な観点


身体の中には、感情や行動をコントロールするための多くの化学物質やミネラルが存在しています。

例えば、亜鉛不足は、集中力の低下やイライラを引き起こす可能性があります。また、オメガ-3脂肪酸の不足は、情緒の不安定さや衝動的な行動を引き起こすことが研究で示されています。

子供の成長過程での食事の偏りや、外部からの化学物質の摂取が影響し、これらのバランスが崩れることで、感情のコントロールが難しくなることが考えられます。

2. 心の観点


子供たちは、成長の過程で、自らの気持ちや考えを言葉で適切に表現するのが難しい時期もあります。

また、学校や友達との関係での小さなストレスやプレッシャーが溜まり、それが突然の怒りとして爆発することがあります。

親としては、子供の行動の背後にある心の声を聞き取り、適切なサポートやガイダンスを提供することが必要です。

分子栄養学の基礎知識

分子栄養学は、栄養素が私たちの体にどのように作用するかを科学的に研究する学問です。成長期の子供には大人よりも必要になってくる栄養素があるので、「身体が小さいから大人ほど必要ない」と思うのは間違いです。

成長期の子供の特別なニーズ

成長期の子供たちは、大人に比べて栄養の必要量が異なります。

特に、骨や筋肉の成長に必要なカルシウムやタンパク質、そして心の健康をサポートするオメガ3脂肪酸は欠かせません。食事からこれらをバランスよく摂取することが、子供の心の安定や健康をサポートする鍵となります。

その中でも特に注目したいのが、亜鉛

亜鉛は免疫機能の維持、嗅覚や味覚の正常な機能、そしてDNAの合成に関わる重要なミネラルです。

子供の成長期において、十分な量の亜鉛を摂取することは、身体的な成長だけでなく、認知機能や学習能力の向上にも寄与します。

亜鉛が不足すると、免疫機能の低下や皮膚のトラブル、さらには食欲不振や成長の遅れが見られることがあります。

  1. 細胞分裂と亜鉛
    細胞分裂が活発に行われる場所では、DNAの合成や修復、細胞の成長と分化が頻繁に行われます。これらのプロセスは、亜鉛が関与する酵素のサポートを強く必要とします。
    そのため、肌、髪、爪、消化器系の粘膜、そして免疫細胞の生成に関わる骨髄など、細胞分裂が盛んな部位では亜鉛の消費が特に多くなります。

    (このように、爪に白い点が現れるのは亜鉛不足のサインです。決して、良いことあるサインではありません汗)

  2. 亜鉛の不足と細胞の健康
    亜鉛が不足すると、細胞分裂が正常に進まず、その結果、肌のトラブル、髪や爪の成長の遅れ、免疫機能の低下、および消化器系の問題などのさまざまな健康問題が発生する可能性があります。

また、精神的症状としては、集中力の低下、イライラ、不安感や気分の落ち込みなどが報告されています。

【亜鉛不足と精神症状】
亜鉛は、神経伝達物質の合成や機能、脳の神経系の健康に深く関与するミネラルです。そのため、亜鉛の不足はさまざまな精神症状を引き起こす可能性があります。

  1. 注意力と集中力の低下

    亜鉛は、神経伝達物質の働きをサポートする役割を持っており、亜鉛が不足すると、脳内の情報伝達がうまく行われなくなることが考えられます。これが原因で、注意力の散漫や集中力の低下が生じることがあります。

  2. 気分の変動

    特に生理の始まった女の子、月経前の症状(PMS)に関連して、イライラや落ち込みなどの気分の変動を経験することがよくありますが、これは部分的に亜鉛の不足に起因することが考えられます。

  3. 抑うつ症状

    いくつかの研究で、亜鉛の不足は抑うつ症状の増加と関連していることが示されています。亜鉛は、セロトニンという「幸福ホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質の働きをサポートするため、そのバランスの乱れが抑うつの原因となる可能性があるとされています。

  4. 不安感
    亜鉛はGABAという神経伝達物質の働きを助け、これが中枢神経系の興奮を抑える役割を果たします。亜鉛が不足すると、このGABAの働きが十分でなくなり、不安感や過度な神経質につながることがあると考えられます。

    亜鉛不足と精神症状との関連を明確に理解することは、日常の心の健康や気分の管理に役立ちます。バランスの取れた食事や適切なサプリメント摂取を通じて、亜鉛の適切な摂取を心掛けることが大切です。

     

    子供の不機嫌、そのサインから見えるもの

子供の不機嫌や怒りが増える時、その背後には栄養の不足が関係していることが考えられます。例えば、鉄分が不足すると疲れやすくなったり、集中力が低下します。また、ビタミンB群が不足すると、イライラしやすくなることも。毎日の食事で、これらの栄養素をしっかりと摂取して、子供の心と体の健康を守りましょう。

子供の健康、実は母親の手の中に


子供の体の中で何が起こっているのか、という分子栄養学的見解を理解することで、子供の心と体のサインを読み取る手助けとなります。

しかし、食事だけでの栄養摂取は難しい場合も。

その際は、専門家の意見を求めることも大切です。子供の成長をサポートするために、適切な栄養摂取を心掛け、健康的な生活を送りましょう。

また、心に何かが引っかかってて、いつもと違う行動をとっている時もあります。

子供の心の引っかかりを感じたときの対処法

また、子供たちが心の引っかかりやストレスを感じるのは、大人と同じく日常のさまざまな出来事からくることが多いです。

学校の友達関係、テストのプレッシャー、部活の問題など、子供にとっては大きなストレス源になりえます。

そのような時に、親としてできる対処法を以下にいくつか紹介します。

  1. じっくり話を聞く時間を設ける
    子供が話すことで、自分の気持ちを整理することができることが多いです。ただし、無理に話させるのではなく、子供が話したいと感じるときに、耳を傾けることが大切です。

  2. 一緒にリラックスする時間を作る
    映画を見たり、お気に入りの食事を一緒に作ったりするなど、子供と共にリラックスする時間を持つことで、子供の心の緊張をほぐす手助けとなります。

  3. 外での活動を促す
    公園や自然の中での散歩は、心を落ち着かせる効果があります。特に、自然の中で体を動かすことはストレスの解消に有効です。

  4. 感謝の気持ちを伝える
    「今日も1日がんばったね」という簡単な言葉で、子供の努力を評価し、感謝の気持ちを伝えることで、子供の自尊心を育てることができます。

子供の心の引っかかりや不安を感じ取るのは、日常のコミュニケーションの中での細やかな気配りが必要です。

大切なのは、子供が自分の気持ちを安心して話せる環境を作ること。親としてのサポートを常に心がけ、子供の心の健康を守っていきましょう。

【子供への適切な賞賛の仕方】
子供への賞賛や感謝の言葉は、その心の成長や自尊心を育む上で非常に重要です。

しかし、どのように伝えるかによって、子供の受け取り方やその後の成長に影響を与えることがあります。

たとえば、「今日も1日がんばったね」という言葉は、子供にとっては大変心強いものとなります。

しかし、何を頑張ったのか、常に具体的な行動や結果に関連付けてしまうと、「頑張らないと認めてもらえない」という思いが子供の中に根付いてしまう恐れがあります。

そのため、単純に「今日もよくやったね!」と伝える際は、具体的な行動や結果に縛られずに、その日の子供の存在そのものや一緒に過ごした時間を評価する意味合いで伝えることが重要です。

このような言葉の背景には「君は頑張った結果だけでなく、ただそこにいるだけで価値がある」というメッセージが含まれます。

親としては、子供の行動や努力を評価したいという気持ちが強くなるのは自然ですが、その賞賛の仕方によって、子供が将来どのような価値観や自己評価を持つのかが変わってくることも理解しておきたいポイントです。

【子供の話をじっくり聞く適切な時間とシチュエーション】
子供が心の引っかかりや悩みを持っている場合、その気持ちを親に伝えたいと感じるタイミングはそれぞれ異なります。しかしながら、以下のような時間やシチュエーションは、子供が気軽に話しやすい環境として有効です。

  1. 夕食後のリラックスタイム
    夕食後、家族がリビングで過ごす時間は、1日の出来事や気になっていることを話しやすい時期となります。食後の安らぎの中、親子でティータイムを設けるなどして、自然な流れで会話が生まれる環境を作ることが重要です。

  2. 就寝前のベッドタイム
    子供の就寝前の時間は、1日の出来事を振り返りやすく、また次の日に向けての気持ちを整理する良い機会となります。読み聞かせの後や、おやすみの挨拶をする際に、少しの時間を持って子供の話を聞くことで、その日の心の中のもやもやを解消するサポートとなります。

  3. ウォーキングやドライブ中
    移動中の時間は、親子が向き合わずに横並びでいるため、直接的なプレッシャーを感じにくくなります。そのため、ドライブや散歩中は、子供が気軽に話し始めやすい環境が整います。

  4. 特定の悩みを感じるタイミング
    子供が学校や友人関係で何か特定の出来事に対する反応を見せた際、その直後や翌日にタイミングを見計らって、気になることや悩みがないかを問いかけることも有効です。

親としては、日常の中で子供の様子や変化を敏感に察知し、上記のようなシチュエーションを活用しながら、子供が自分の気持ちを安心して話せる環境を整えることが大切です。

【まとめ】
子供の心と体のサインを正しく読み取ることは、彼らの成長をサポートする大切なステップです。

分子栄養学を活用して、食事や生活習慣を見直し、必要な栄養をバランスよく摂取することで、子供の心の安定や健康な体を手助けできます。

専門家のアドバイスを受けながら、毎日の生活の中での栄養の取り組みを見直してみませんか?

【専門家のサポートで、子供の健康をもっとサポート】
ヘルスカウンセラーの助けを得ることで、子供の体質や生活習慣に合わせた栄養の摂取方法やアドバイスを受けることができます。

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なぜ私たち、多忙な女性は肩こりが治らない?マッサージ以外の意外な解決法!

毎日の疲れと肩こり

サロンにいらっしゃる方で多いのがあ、取れない肩こり。私自身も、忙しさが続くと、テキメンにカチコチの肩に悩まされがち。

もしかしたら、あなたも感じたことがあるかもしれません。

朝起きると肩が重い…1日の終わりには疲れきって…。

仕事と家庭の両立は、私たち女性にとっての大きな課題。

それと同じくらい悩まされるのが、この肩こり。

マッサージやアロマで癒やされても、しばらくするとまたその症状が…。

食生活と肩こりの意外な関係

実はね、この肩こり、日々の忙しさやストレスだけが原因じゃないんです。

食生活からくるビタミンやミネラルの不均衡も密接に関係しているのを知っていますか。

特にマグネシウムとカルシウムは、私たちの筋肉の健康や神経伝達にとって非常に重要な役割を果たします。

マグネシウムは、体内で300以上の酵素反応を活性化させる役割を果たしています。

この酵素反応は、筋肉の収縮やリラックス、エネルギーの生成、タンパク質の合成など、私たちの身体機能の基盤となるものです。

筋肉のリラックスに欠かせないマグネシウム。

このミネラルの豊富な食源としては、アーモンド、ほうれん草、カシューナッツ、バナナ、アボカド、豆類などが挙げられます。

一方、カルシウムは、筋肉の収縮をサポートし、骨や歯の健康を維持する役割があります。

カルシウムの摂取源としては、牛乳、ヨーグルトを意識している方も多いのかもしれませんが、今日の分子栄養学では、乳製品はカゼインの問題からあまり進められるカルシウム元ではありません。

小魚の骨と共に摂取できる魚(サーディンやいわし)、緑の葉物野菜、ゴマなどがおすすめのカルシウム元になります。

しかし、カルシウムだけが過剰に摂取され、マグネシウムが不足すると、筋肉の収縮が持続的になり、適切にリラックスできなくなる可能性があります。バランス良く摂取することが大切です。

子どものお弁当作りや家族の健康も気にしてるあなたに、自分の健康も意識してほしい。食事の中でのマグネシウムとカルシウムのバランスを取ることは、それほど難しいことではありませんが、意識的に取り組むことが大切なのです。

日常の食事選びと調理法の工夫

忙しい日々の中で、バランスよくマグネシウムとカルシウムを摂取するのは簡単ではありませんが、以下の食事の選び方や調理法の工夫で、肩こり予防に役立つ食生活を手に入れることができます。

  1. サラダのトッピングにナッツを加える: アーモンドやカシューナッツをサラダのトッピングとして使用することで、マグネシウムの摂取量を増やすことができます。ドレッシングにゴマを加えることで、カルシウムも同時に摂取できます。

  2. 緑の葉物野菜を多く取り入れる: ほうれん草やケールなどの緑の葉物野菜はマグネシウムとカルシウムの両方を含んでいます。スムージーや炒め物、スープの具材として取り入れるのがオススメです。

  3. 魚料理の頻度を増やす: サーディンやいわしのような小魚は、骨ごと食べられるためカルシウムが豊富です。焼き魚や煮魚として、週に2~3回の頻度で取り入れると良いでしょう。また、いりこの粉末を作っておいて、味噌汁1杯に付き小さじ1杯をいれると、栄養価の高い味噌汁になります。

  4. 豆類の摂取を増やす: 豆類はマグネシウムが豊富。サラダやスープ、炒め物の材料として豆腐や枝豆、レンズ豆などを取り入れることで、簡単に摂取量を増やすことができます。

  5. 飲み物を工夫する: オーツミルクやアーモンドミルクで作るグリーンスムージーにアボカドやバナナを加えることで、飲み物からも必要なミネラルを摂取することができます。


仕事と家庭を両立させる中で、食事の選び方や調理法に少しの工夫を取り入れるだけで、健康的な生活を手に入れるサポートになります。

コンビニで買ってきた色止めに亜硝酸塩をふりかけてあるサラダ野菜を食べて、健康になった、と勘違いしていてはいけません!

手作りの食事+アルファの知恵で、一回一回の食事に大違いの栄養が含まれる結果になるのです。

ぜひ、小さな知恵を積み重ねて、肩こりに悩まされることなく、毎日を元気に過ごしてほしいと思います。

私たちを疲れさせる自律神経の乱れ

そして、この自律神経。仕事のプレッシャーや家庭の様々な出来事に、時には振り回されることも。この自律神経の乱れが、実は肩こりの大きな原因の1つ。特に、私たちを「戦う」モードにさせる交感神経が過剰になると、肩の緊張を招くんです。

忙しいあなたへの具体的な改善方法

では、私たち多忙な女性はどうしたらいいの?答えは、日常の中のちょっとしたこと。マグネシウムを多く含む食品を取り入れる、深呼吸してリラックスの時間を作るなど、ちょっとした工夫で改善できるんです。忙しい毎日でも、自分を大切にする小さなステップを。

専門家と共に、新しい自分へ

「でも、一人でどう始めていいか分からない…」そんなあなたに、一人で何かを変えることを頑張らず、ヘルスカウンセラーに伴奏してもらいながら進む事を選択してみてください。

日本では、まだまだ知名度の低いヘルスカウンセラーという仕事ですが、海外では自分の健康度を挙げていくことにヘルスカウンセラーに伴奏してもらって進むってことが一般的です。私Keikoはアメリカでヘルスカウンセラーとして活動し始めたのが2010年で、クライアントさんの心と身体の悩みに一緒に向き合い、伴奏してきました。

仕事も家庭も大切にしつつ、自分の健康も手放したくない。そんな願い、一緒に叶えていきましょう!

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思い出)夏休み明けのクッキングクラス&ヘルスカウンセリング

全記事に引き続き、懐かしいので、こちらでもシェア。2011年頃のアメリカでのクッキングクラスと、ヘルスカウンセリングの様子を綴ったブログです。こうやって、10年以上前の自分の記事を見ると、ああ、この頃も色々悩みながら前進していたんだなあって、その時の感情が今起こってることのように湧いてきます。


今の自分はこの頃の自分になんて声をかけるんだろう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今日は、夏休み明けで久々のクッキングクラスでしたー。新規の生徒さんはいなくって、なじみの顔が集まる会だったので、夏あけで緊張はしていたけど、十分楽しめました〜。

メニューは
スペルト小麦と豆腐とブロッコリーのキッシュ
バルサミコドレッシングのサラダ
ローストロベリーケーキ

夏休み明けのクッキングクラス&ヘルスカウンセリング_f0128026_1112121.jpg

カフェ風おしゃれメニューだった事もあり、豆腐のキッシュも、ローのストロベリーケーキも皆に取ってとても新鮮だった事もあり、おいしい〜!!の言葉が一番聞けた会だったような気もします!

今日は、時間も計ったように上手く行って、キッシュがちょうど焼け上がる時にテーブルセットも終わりあっつあっつを食べる事が出来ました。
この、うまく料理が出来上がって、皆で健康話しながら食べる時が本当に幸せです。
今日の話のトピックは、ご主人の早食いを直すには。Food combination など。など。

料理をする時間って、いったい何にどれ位かかるかって、事前にあんまりしっかり計算せずに(もちろんそれぞれの味の試作はしますが)教室本番になるのですが、意外といつも、なんだかんだ予定時間くらいで終わるような気がしています。

でも、すべての料理が同時進行で進むので、生徒さん達にはもしかしたら、頭がこんがらがり、今、いったい何の材料を準備しているのか、分かりにくいかなーとも思ったり、そこらへん、改善の余地がありそうですね。

私の料理は所詮、家庭料理で、というか、家庭でこそ出来る野菜たっぷり料理で、なーんのプロの技も必要としません、でも、料理をするという事が身近であるという事を、皆に伝えたいと思って教室をやっています。

だって、やっぱり、料理して食べるって言う事が、健康の基本だと思うから。こった料理でなくていいし、時間がかかった料理じゃなくて良いから、手作りのものを食べるというのが健康作りの一つの基本ですよね。

今日は、そのクッキングクラス後、T君が学校終わるのを迎えて、Aちゃんのアートクラスの時間に友人Gemaのヘルスセッションを公園で。セッション3回目。

人におべっかとか絶対言わない彼女が、ぶっきらぼうに、「調子がいいのよ、言われたようにやり始めたら。」と。あんまりにも、ぶっきらぼうに言うので、一瞬聞き間違いかと思いました。でも、聞いていると、色々改善してきたようです。おなかの膨満感に悩まされていたのがなくなり、「朝が眠くてたまらないのよー!」と前回だったか、文句言ってたのに、「目覚ましなしで目が覚めるのよ。」になったし、「あさに体を動かすなんて私には絶対合わないわー。」だったのが、「もう一度朝の犬の散歩でもやってみようかしら。」になってたし、彼女自身調子が良くなってきたため、前回までかなり攻撃的だったのに、今回は、「それで次の課題はなに?」と、さらに前向きになってくれているような気がしました。

改善が見えると、やっぱり何より嬉しいですね。

私の強みは何かなーと考えていたのだけど、第一線で活躍しているホリスティックカウンセラーとつながっていて、自分で解決できないクライアントの問題をそこに聞く事が出来るという事ではないかなーと思います。そうやって、私も日々精進して、ますます上手にクライアントを健康に導けるようになっていきたい〜と、また張り切ってそう思った日でした。さー今日こそ早く寝るぞー。

思い出)ヘルスカウンセリング1:1

懐かしい〜。
過去ブログを整理していたら2012年にヘルスカウンセリングのクライアントさんと一緒に買い物して料理した時の記事が出てきました。

当時、アメリカでのクライアントさんなので、買ってる食材がちょっとアメリカンなものもあります。あー懐かしい。圧力鍋やら、味噌やら、わかめやら、持っていって、一緒に作ったなあって思い出します。

今は、流石にクライアントさんの家に行って一緒に料理を作るってことはやっていないですが(要望あったらやるかも。笑)今でも、この頃の気持ちのままヘルスカウンセリングもやっています。

〜〜〜〜〜〜〜

今日は、ヘルスカウンセリングのクライアントさんと、スーパで待ち合わせして、一緒に買い物をして、彼女の家に行って一緒にご飯を作りました。

それは、彼女にとって、自分にご飯を作るという事が、何ともおっくうな事で、いつも、野菜と言えば先週はブロッコリーを食べたわーとか、そんな感じで、ドかーんとキャセロール(生クリーム、チーズいっぱい)系のものは作るけど、それにしたって、沢山作りすぎて、3日目には見るのも嫌になって、捨ててしまうとか。

とにかく彼女にとって、自分にヘルシーなものを作る事って言うのが、相当なネックになっていました。

いくら、卓上で説明しても、シンプルでもいいから、沢山野菜食べようよ、といっても、作る気にならないのです。

作っても楽しめない、ってかんじでした。

この心理をもっと読み解いてみると、彼女は誰かのために作るのなら、結構楽しめて作れるのだけど、自分のために作るという所になるとやる気がなくなって、沢山作りすぎたものを、見るのも嫌になるという事らしい。(彼女は一人暮らし)

料理は、愛情です。

彼女の場合は、自分に対する愛情が持てない事がずっとに奥底のテーマとしてあるのだけど、その事は、ありとあらゆる彼女の生活に影響してて、料理などは、その大きな事で、自分に対して愛情を表現する事=自分への料理が楽しめないのです。

それにくわえて、2つ以上の野菜があった時に、どのように扱ったらいいのか分からない。というのも、実際的な所でハードルでした。

自己愛については、セラピーで扱うしかないなーと思ってて、それは数回あとのセッションでやりましょうと言ってあるけど、今日は、野菜があったら、なんか、ざーっと作れる感覚を感じてもらいたくて行った1:1レクチャーでした。

スーパーで待ち合わせして、一緒に店の中を回りました。一人暮らしの一週間くらいの材料を買うという事で、買ったものは
ケール(巨大な束)
人参
ブロッコリー
赤ピーマン
アボガド
マッシュルーム
サラダミックス
タマネギ
カリフラワー
ニンニク、ショウガ
バナナ
レモン
メープルシロップ
チキン(骨付き)

家から差し入れで、玄米、カレー&スパイスミックス、味噌、わかめを持って行っていました。

時間節約のために、圧力鍋は持って行ってたけど、あとのものは基本的に彼女のを使うことにしてたのだけど、まず、ナイフがフルーツカット用の小さいナイフしかなくって、野菜をカットするが自宅で料理する時よりおおいに大変でした。
彼女も、その事は感じたようで、「これは充分エクササイズねー。」なんて言ってました。「もう今日はジムに行かないわ、もう充分エクササイズしたから!!」なんて言って笑いながら、料理したけど、
思うのは、料理に関しては、やはり、道具は道具です。小さいナイフじゃなくて大きなナイフがあればその分仕事は楽になる。
フードプロセッサーはそれだけの価値があるし、ハンドブレンダーだって、あったらその分楽になって行く。圧力鍋だってそうですよね。
毎日、シンプルに作るのには、たいして道具はいらないけども、時にはポタージュだって食べたいし、コロッケだって食べたいし、と、それなりにバラエティーをつけて、毎日、忙しい生活ながらも、おいしく健康的なものを家庭で食べようと思っていたら、ある程度の道具がないと、フットワーク軽く作れないと思うのです。
それは私が料理は1時間以内で作りたい、それでもおいしいものを食べたい、と思うせいなのかも知れませんが。

昔は、料理に何時間もかけていました。でも、今は、いかに時間に料理をしてもらうか(要は、つけ込んでおいたり、発酵させたり、仕込みだけしといたら、おいしくなる方法)
そして、実際キッチンにたっている時間がいかに少なくて済むか、って事が、わたしには必要になっています。それは、ライフスタイルによって大きく違う事だと思うので、それぞれの選択だと思うけど、野菜どんどん切れる包丁はあってもいいかもしれませんねー。

さてさて、
今日は、大きな圧力鍋を利用して、大量に野菜の入ったチキンスープを作り、それを、3つの鍋に分けて、一つはシンプルに、一つはトマト、ショウガも入れてとろみもつけてカレーに、一つはワカメも入れてみそ汁に、と3種類のスープ系の料理に。

あとはケールのニンニクソテー、(ケールは硬いけども、ソテーしたあと、少しの水を足して蓋をして蒸す事ですごく柔らかくておいしくなります。)
ブロッコリー、芋と、人参とタマネギの甘い温野菜サラダ、
玄米
を一緒に作りました。

色々説明しながらやったにしても、ほぼ1時間で作れたのでオッケイだったでしょう。クライアントさんは、横から味見して、うん、おいしい〜!と言ってくれてたので、味の方にも満足したようです。
一人で生きている彼女、精神的にキツい事だっていっぱいあるでしょう、帰り際に、「Keiko」と呼び止める彼女が言った事は、「時々、泣きたい時があるの、そんな時は電話して泣いてもいいかしら」と。

「今、泣きたい気持ち?」と聞くと、「今は、そんな気分じゃないわ〜!!」と作ったカレー&玄米をランチ用に手に持って、笑顔で仕事に出かけて行きました。

ヘルスカウンセラーとして、出来る事って、クライアントさんの今この時点をよりよい次元にシフトさせる事なのかな、と思います。そのより良い次元をこの瞬間に感じる事が出来たら、それを維持したいと思う想いを強く持ち、そのために次の一歩は自分が行動する事が必要だったりします。

今日の彼女も、次の一歩は自分が踏み出さないと行けません。

どっち方向に踏み出すのも自分次第ですね。

時に間違った方向に足が向いてもそれでもいいから、なるだけ嬉しい気持ちになる自分の方向に足が向いてくれたらいいなーと、心から思います。

アラフォーの味方!うなぎの力で疲れ知らずな身体、輝くお肌

伝統的なエネルギー源としてのうなぎ


日本の歴史と文化の中で、夏の疲れや倦怠感を乗り越えるためにうなぎを食べる習慣が長く続いてきました。

特に夏バテの時期にうなぎを食べることで、エネルギーを取り戻すとされています。では、科学的な視点から見たとき、この習慣は正しいのでしょうか?

今日は、うなぎってなぜいいの〜?ってところを見ていきたいと思います。

身体を支えるうなぎの栄養

うなぎは、疲れやすいあなたの身体をサポートする「ビタミンB1」が豊富。

さらに、アラフォーの肌の乾燥やくすみの救世主、「ビタミンA」や「ビタミンE」もたっぷり。
これらのビタミンは、あなたの健康と美容に欠かせないのです。

あなたのお肌を内側から輝かせる秘訣

そして、うなぎは、肌にも良いのです。
時々感じる、肌のハリや潤いの不足。

これには、うなぎの脂に豊富に含まれる「EPA」や「DHA」といった不飽和脂肪酸が役立ちます。

うなぎに含まれるコラーゲン。これはお肌のハリや弾力を保つために欠かせない成分で、年齢とともに減少してしまいます。

これらは、あなたのお肌をしっとりと輝かせ、心の疲れもほぐしてくれるのです。

うなぎを食べてエネルギー復活のカギ

最近のあなた、夏バテ気味で疲れが取れにくいこと、ありませんか?

うなぎの「アルギニン」というアミノ酸は、あなたの疲れた体を回復させる助けとなるのです。
そう、昔から疲れた時にうなぎを食べるというのには、しっかりとした理由があったのです。

健康的なうなぎのタレのアレンジ

うなぎの甘いタレ、美味しいですよね。でも、シュガーフリーを目指している方には、あの甘さが気になるところ。それで、健康的なタレのアレンジレシピをお伝えします。

材料:

  • だし(昆布やかつおから取ったもの): 200ml
  • たまり醤油または低塩分の醤油: 100ml
  • みりん: 50ml
  • ステビアなどの自然由来の甘味料: 適量(お好みで調整)
  • 生姜(薄切り): 1片分

作り方:

  1. 中火にした鍋にすべての材料を入れる。
  2. よく混ぜ合わせながら温め、沸騰直前に火を止める。
  3. 一度冷ましてから、再度火にかけて煮詰める。これを2〜3回繰り返し、タレが少しとろみを帯びるまで煮詰める。
  4. タレが冷めたら、生姜を取り除く。
  5. 密封容器に移し、冷蔵保存する。

このタレは砂糖を使用せずに自然な甘さを持つ甘味料を使っていますので、シュガーフリーを目指している方にも安心してご使用いただけます。

うなぎだけでなく、焼き魚や焼き鳥にも合うので、幅広くお使いいただけます。

このアレンジタレで美味しく、かつ体に優しいうなぎ料理を楽しんでいただければと思います。

うなぎのアレンジレシピ

うなぎは良いってわかったけど、うなぎばっかり食べれないよ〜という方のために、うなぎを使ったアレンジレシピをご紹介しますね。

うなぎのアボカド巻き

材料:

  • うなぎの蒲焼(既製品): 1切れ

  • アボカド: 1個

  • ごはん: 約2合分

  • サラダ菜: 2枚

  • シート状ののり: 2枚

  • わさび、しょうゆ(お好みで)

作り方:

  1. うなぎは一口大に切る。

  2. アボカドは縦半分に切って種を取り、薄切りにする。

  3. のりの上にごはんを薄く広げ、うなぎとアボカドをのせる。

  4. 巻き上げて、8等分に切る。

  5. お好みでわさびとしょうゆをつけていただく。

    うなぎのガーリックライス

材料:

  • うなぎの蒲焼(既製品): 1切れ

  • ごはん: 約3合分

  • ガーリック(みじん切り): 2片分

  • 醤油: 大さじ1

  • 青ねぎ(みじん切り): 1本分

  • 塩、こしょう: 適量

  • サラダ油: 大さじ1

作り方:

  1. うなぎは一口大に切る。

  2. フライパンにサラダ油とガーリックを入れ、中火にかける。

  3. ガーリックの香りが立ってきたら、ごはんを加えて炒める。

  4. うなぎを加え、醤油で調味する。

  5. 最後に青ねぎを加え、塩、こしょうで味を整える。

いかがでしょうか?これらのレシピは、日常の食卓に取り入れやすく、うなぎの栄養を余すことなく味わえます。アラフォーのあなたに、元気と美容のサポートをしてくれることでしょう。

うなぎとアボガドの生春巻き

中に入れる具材は基本なんでもおっけいです!きゅうり、しそ、もやし、人参などを入れることもあります。

  1. うなぎ、アボカドは巻きやすいよう小さめに切る。紫キャベツ、きゅうりはせん切りにす、もやし、にんじんは軽く茹でる。
  2. ライスペーパー1枚を水にさっとくぐらせ、水にぬらしてから平らなお皿の上に広げたまま置く。手前にサニーレタスや、きゅうりなど青い色の野菜を置き、うなぎ、アボカド、しそ、紫キャベツ、人参など用意した野菜を置く。
    両端を内側に折り、手前からクルクルと巻いていく。

  3. タレを用意する。バルサミコ酢、醤油、ごま油、少量のメープルシロップを混ぜ合わせ、好みの酢加減か味見して完成!

土用の丑の日を一緒に堪能しよう

40代の働き盛り。毎日がバタバタと忙しく感じること、多いですよね。

仕事のプレッシャー、家庭のこと、そして時折鏡に映る変わりゆく自分の姿。

そんなとき、昔からの日本の智慧、うなぎの力を思い出してみてください。

実は私も、昨日は友人たちと、うなぎパーティーでした!なんと、友人が沢山うなぎを釣ったのです。

たらふくうなぎを食べさせてもらったので、今日はお肌の調子がいつもより良いのを感じます!

うなぎって安全?

うなぎは、特定の環境下では重金属を蓄積しやすい魚として知られています。

魚が重金属を蓄積するかどうかは、生息する水域の状態や食物連鎖の位置、生態などに大きく依存します。

  1. 水域の状態: うなぎは多くの場合、川や湖などの淡水域で生活しています。これらの水域が工業地帯や都市部に近い場合、排水などで重金属が流れ込むことが考えられます。そのような環境下で育ったうなぎは、重金属を体内に蓄積するリスクが高まります。

  2. 食物連鎖の位置: うなぎは捕食者であり、小魚や甲殻類を食べることが多いです。食物連鎖の上位に位置する生物は、その下位の生物が蓄積した物質を摂取することになるため、バイオマグニフィケーション(生物濃縮)と呼ばれる現象が起こり、体内に重金属などの有害物質を蓄積しやすくなります。

  3. 生態: うなぎは長い寿命を持つため、生涯にわたって重金属を蓄積する可能性があります。

ただし、うなぎが必ずしも高濃度の重金属を蓄積しているわけではありません。重金属の濃度は、生息地や養殖方法、購入する地域や店舗によっても異なるため、消費者としては安全で信頼性の高い供給元を選ぶことが大切になってきます。

あなたの健康をサポートする分子栄養学認定のヘルスカウンセラーへの相談

 

うなぎに限らず、様々な食材の栄養やまたは、重金属などの問題は、私たちの健康に良い影響、悪い影響、どのような影響を及ぼすのか、非常に複雑です。

また、それぞれの体質や生活習慣、健康状態によって、どのような食事が最適かは異なります。

ヘルスカウンセラーとの相談で得られる具体的なメリット:

  1. 個別対応: 一人ひとりの生活習慣や健康課題に合わせた、オーダーメイドのアドバイスを提供します。
  2. 根本的な解決: ただの症状の緩和ではなく、原因からの健康改善を目指します。
  3. 最新の情報: 分子栄養学の最新の研究結果や知見をもとに、効果的なアドバイスを行います。
  4. 長期的なサポート: あなたの健康状態の変化に応じて、適切なアドバイスやフォローアップを提供します。

初めての方へ、特別に体験セッションを実施しています。この機会に、自分の健康や食事の疑問、悩みを解消しませんか?あなたの健康的な日常をサポートするため、お気軽にご相談ください。

[体験セッションの詳細・予約はこちら]

 

あなたの「疲れ」はただの疲れじゃない!? ホリスティックでエナジーアップの体験カウンセリング

こんにちは!

最近、疲れが取れないと感じることはありませんか?朝、目が覚めたときにすっきりとしない、日中も何となく重い疲れが残る…そんな経験、あなただけではありません。

実は、施術やカウンセリングを行っていて、本当に、多くの女性が日々の忙しさやストレス、生活習慣の乱れなどから、心と体のバランスを崩してい居るんだな、と感じています。
その結果、疲れやすくなったり、身体の不調を感じることが増えてしまうのですよね。
頭痛がするから、その時は痛み止めで凌ぐ、とか、便秘も時々薬を使ってどうにかやってる、とか、実は長年の小さなストレスを抱えながら毎日に明け暮れているけど、実は背中がガッチガチとか。。。

しかし、あなたの「疲れ」「不調」をただの疲れとして受け流しては行けないことだったりします。

疲れや体の不調は、心と体のサインです。

そのサインにしっかり耳を傾けたのはいつでしたか?

適切なケアをすることで、元気いっぱいの毎日を取り戻すことができるのに、どれ位の方がそれを先延ばしにしていることか、と思います。

私は2010年にホリスティックヘルスカウンセラーとして活動をし始め、沢山のカウンセリングを行ってきました。
更に
分子栄養学認定のヘルスカウンセラーとしても、栄養の知識と経験を持っているため、そこも踏まえたカウンセリングを行います。
また、心に感じている事をなかったことにして、それが身体の不調にも繋がっている方がとても多いのが現状です。心のわだかまりについて、心理的なアプローチが有効なので、私はMBT(メンタルビューティセラピー)を行い、物事に対する設定を変えていく事を行います。

ホリスティックでエナジーアップの体験カウンセリングでは、あなたの心と体の状態をじっくりとヒアリング。日常生活や食事、心の悩みなど、あなたの「今」を中心にカウンセリングを行います。

このカウンセリングで得られること:

  1. 自分の心と体の状態を知ることで、自分自身をより深く理解する。
  2. 疲れの原因となる生活習慣や考え方を見つけ出す。
  3. ホリスティックな視点と分子栄養学の専門知識から、心と体のバランスを取り戻すためのアドバイスを受け取る。

あなたも、毎日を元気いっぱいに過ごすための第一歩を踏み出してみませんか?

心の疲れや体の不調を感じているあなたに、新しい視点とアプローチでサポートさせていただきます。

【体験カウンセリング】ホリスティックでエナジーアップを受けた方の声


Sさん(42歳・主婦)

「最近、常に疲れが取れない日が続いていたことや、頭痛があったので、このカウンセリングに申込みしてみました。正直、初めはどれだけ効果があるのか半信半疑でしたが、セッションを終えた後のスッキリ感と、疲れを和らげるための具体的なアドバイスがとても役立ちました。分子栄養学の視点でのアプローチは新鮮で、食生活や日常の小さな習慣の変え方に目からウロコの情報がたくさん!」


Nさん(45歳・会社員)

「仕事と家庭の両立で、毎日がバタバタと過ぎていき、心の疲れと体の不調を感じていました。そもそも、Keikoさんからは、CS60の施術を受けていて、健康に関する知識の豊富さを知っていたので、体験カウンセリングを受けてみることに。
このカウンセリングでは、私の悩みや生活状況をじっくりと聞いてくださり、ホリスティックな視点でのアドバイスが心に響きました。特に分子栄養学認定のヘルスカウンセラーの深い知識からのアドバイスは、今まで知らなかったことばかり。すぐに実践したくなるようなアドバイスが満載でした。


Tさん(39歳・フリーランサー)

「フリーランスとして働いているので、自分の体調管理がとても大切。でも、最近はどうしても疲れがたまりがちで、ホリスティックでエナジーアップの体験カウンセリングを受けてみることに。カウンセリング後、自分の体のサインをちゃんと受け取ることの大切さを実感しました。食事や生活習慣の小さなアドバイスが、実は大きな効果をもたらすんだと驚きました。」

 

【体験カウンセリング】ホリスティックでエナジーアップ詳細

料金 7,800円
場所 サロンにて直接対面または、zoomなどを使ったビデオコールで行います。

30〜45分の個別体験カウンセリングです。

 

【体験カウンセリング】ホリスティックでエナジーアップへのお申し込みはこちらから。または、お問い合わせなどは、こちらから。

限定枠となっておりますので、お早めにご予約ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

女性の大敵!PMSの背後に隠れる副腎疲労とは?

40代女性の悩み: PMSの症状とその変化

40代に入ると、体のさまざまな変化を感じることが増えますね。

特に、PMSの症状が以前よりも強くなった、または新しい症状が出現したと感じる方も少なくありません。Mさんも、40代に入ってから「PMSのイライラが増した」「以前はなかった腰痛が…」と話します。


これは、ホルモンバランスの変動だけでは説明しきれない現象が起こっているのかもしれません。

副腎疲労の仕組み: 何故40代で特に重要なのか

このMさん、フルタイムで働きながら2人の子供の子育てをしています。

ある日の夜、私たちのカウンセリングの際、彼女は疲れ切った様子でこう語りました。

「仕事でのプレッシャー、子供たちの成長に伴う悩み、そして家事…どれも手を抜けないし、一日気を張ってしまってて、、、夜寝る前にやっと自分の時間が持てて、ついつい夜更かししてyoutubeとか見ちゃうんです。そして、朝起きたときからすでに疲れている感じがするんです。」

Mさんのこのような悩みは、40代の多くの女性に共通するもの。

この年代は、キャリアの中での大きな役職や責任を持つことが多く、さらに家庭では子供の成長期や学校行事、進学のことなどで悩むことも増え一日気を抜けません。

そんな日々のストレスが、知らず知らずのうちに、女性の体の中で副腎疲労を引き起こしています。

副腎は、私たちの体がストレスに反応するためのホルモンを分泌する器官。

しかし、日々のストレスが続くと、副腎は持続的にホルモンを分泌し、その機能が低下していくのです。

こういった状態を「副腎疲労」と言います。40代は、生理周期の変動や更年期の始まりとも重なる時期。そのため、副腎疲労が起こりやすく、その影響も大きく感じやすいのです。

Mさんのように、仕事と家庭の両方でのストレスが体に影響している可能性があります。それを早めに認識し、適切なケアを始めることが、元気な日常を取り戻す第一歩となります。

副腎疲労とPMSの症状の交差点 – DHEA、プロゲステロン、そしてその驚きの関連性

副腎疲労とPMSの間の関連性を理解するには、いくつかのホルモンの動きを知ることが不可欠です。特にDHEAとプロゲステロンの関係が、この二つの状態の橋渡しとなります。

DHEAは、副腎皮質で生産される主要なホルモンの一つで、通常「若さのホルモン」として知られています。

以下は、DHEAの主な役割や効果についての詳細です:

  1. ストレスの緩和:

    • DHEAは、ストレスホルモンとして知られるコルチゾールと相反する作用を持つと考えられています。一部の研究では、DHEAがストレスや疲労に対する体の抵抗力を高めると示唆されています。したがって、DHEAのレベルが高い場合、ストレスに対する耐性が向上する可能性があります。

  2. エネルギーの向上と筋肉の成長:

    • DHEAは、テストステロンやエストロゲンなどの他のステロイドホルモンへの前駆体として機能します。これらのホルモンは、筋肉の成長やエネルギーの代謝に関与しています。

  3. 免疫機能のサポート:

    • 一部の研究では、DHEAが免疫系の機能をサポートし、炎症反応を抑制する効果があることが示唆されています。

  4. 認知機能の保護:

    • DHEAは、記憶や集中力の向上、さらには認知症やアルツハイマー病の予防に役立つ可能性があるといくつかの研究で示されています。

  5. 骨密度の保護:

    • DHEAの補給は、骨密度の低下を防ぐことが示されている研究もあります。これは、特に更年期以降の女性にとって重要な効果となり得ます。

  6. ムードの向上:

    • 一部の研究では、DHEAが抗うつ効果を持つ可能性が示されています。これは、DHEAがセロトニンや他の神経伝達物質のバランスを調整する役割を果たすためと考えられています。

 

DHEAがストレス応答を緩和し、様々な生体機能をサポートする役割を持っているのですが、長期のストレスにさらされると、体はストレスホルモンであるコルチゾールの生産を優先し、結果としてDHEAの生産が減少します。

ここで、プロゲステロンの話に移りましょう。

プロゲステロンは、主に卵巣で生産される女性ホルモンですが、実は副腎でも生産されます。

DHEAのレベルが低下すると、副腎がプロゲステロンを十分に生産できなくなる可能性が高まります。

これは、DHEAの低下自体が直接的にプロゲステロンの生産低下を引き起こすわけではありませんが、しかし、DHEAの低下は副腎の機能低下や老化の兆候として解釈されることが多く、このような状況では、副腎が適切に反応してプロゲステロンを十分に生産できない可能性が考えられるのです。

この結果、エストロゲンの相対的な過剰とプロゲステロンの不足が生じ、このホルモンの不均衡はPMSの症状を引き起こす主要な原因となります。

従って、日常のストレスがDHEAのレベルを低下させ、これがさらにプロゲステロンの不足につながり、最終的にPMSの症状を増悪させるという連鎖が生まれるのです。DHEAとプロゲステロンのバランスを保つことが、PMSの症状を和らげる鍵とも言えるでしょう。

 

副腎疲労とPMSの症状の交差点: その驚きの関連性

40代の女性が体験するPMS(月経前症候群)の症状と、副腎疲労は、一見関連がないように思えるかもしれません。

しかし、この二つは体内のホルモンバランスという共通の要因で密接に関連しています。

1. コルチゾルとプロゲステロン: 副腎はストレスに対応してコルチゾルを分泌します。しかし、継続的なストレスがあると、コルチゾルの生産に必要な原材料が枯渇し、この原材料がPMSの症状を軽減するホルモン「プロゲステロン」の生成にも関わることから、プロゲステロンの生産が低下します。

メカニズム: プロゲステロンの不足は、乳房の張りやイライラ、気分の低下などのPMS症状を引き起こす主な原因となります。また、プロゲステロンは睡眠の質を高める効果もあり、その減少は睡眠障害の原因となることも。

2. エストロゲンの支配: 副腎疲労が進むと、前述のプロゲステロンの低下により、相対的にエストロゲンの濃度が高くなります。これを「エストロゲン優位」と言います。

メカニズム: エストロゲン優位は、PMSの症状の増悪、特に頭痛、むくみ、気分の変動などの症状を引き起こします。エストロゲンはまた、コルチゾルと相互作用し、そのバランスの乱れは体内の炎症反応を増加させる可能性も。

3. インスリンと血糖値の変動: 副腎が疲れると、血糖値の調節が乱れがちになります。これは、インスリンというホルモンの働きと関連しています。

メカニズム: 血糖値の急な上昇と低下は、PMSの時期に特に感じるエネルギーの波や集中力の低下を引き起こす原因となります。

40代の女性の日常に見る「副腎疲労の兆し」とその背後のメカニズム

 

40代の女性は、家庭や仕事、親の介護など多方面での役割が増える時期。そのため、日常の中で多くのストレスにさらされています。

しかし、このストレスが長期間続くと、体に「副腎疲労」という現象を引き起こすことがあるのです。

1. 何気ない疲れがとれない: 例えば、十分な睡眠を取ったはずなのに、なぜか疲れがとれない。これは、副腎が十分に回復する機会を得られず、疲れのサイクルに陥っている兆候かもしれません。

メカニズム: 副腎はストレスホルモンであるコルチゾルを分泌します。しかし、継続的なストレスによって、副腎が過剰にコルチゾルを分泌し続けると、そのバランスが崩れ、疲労感を感じやすくなります。

2. 頭痛やめまい: 仕事中や家事をしている最中に、突然の頭痛やめまいを感じることがあるかもしれません。

メカニズム: 副腎の機能低下により、体内のナトリウムと水分のバランスが崩れることがある。これが、頭痛やめまいの原因となります。

3. 感情の起伏が激しい: 些細なことでイライラしたり、突然涙が出ることが増えたら注意が必要です。

メカニズム: コルチゾルの分泌異常は、セロトニンやドーパミンなどの感情をコントロールする神経伝達物質のバランスも乱れることが知られています。その結果、感情の起伏が激しくなることがあります。

これらの兆候が見られた場合、日常の生活習慣を見直すことが大切です。特に、長期的なストレスは副腎に大きな負担をかけるため、ストレスをうまくコントロールする方法を身につけることが、40代の女性の健康を守るカギとなります。

あなたの日常に寄り添う、副腎疲労とPMSの症状を和らげる手助け

「また今月もこのイライラ…」と感じた経験はありませんか?

毎月の月経が近づくと、体の不調や気分の変動が起きて、何をしても落ちつかない日が続くこと、わかります。

しかし、そんなあなたを苦しめるPMSの症状は、実は日常の中でできるちょっとした工夫で和らげることが可能です。

  1. 深呼吸と瞑想:


    仕事中、家事の途中、突然のイライラに襲われたとき、5分だけの深呼吸や瞑想で心の安定を取り戻すことができることを知っていましたか?

    日常の喧騒から離れ、自分の呼吸に意識を向けることで、心が落ち着き、副腎にもリラックスのサインが伝わります。

  2. バランスの良い食事:


    月経前になると、甘いものやジャンクフードへの欲求が増す経験はありませんか?

    これは、体がエネルギーを求めるサインかもしれません。しかし、ちょっとだけ立ち止まって健康的な選択をすることで、体内のホルモンバランスをサポートし、PMSの症状を緩和することができます。

  3. 十分な休息:


    「忙しくて、なかなか休む時間がない」と感じること、わかります。

    しかし、短い時間でも質の良い休息を取ることで、副腎は回復し、PMSの症状も軽減されることが多いです。たとえば、夜更かしを避け、定時に寝る習慣を身につけることで、自然と体のリズムが整ってきます。

私たちの体は、継続的なケアとサポートを通じて、少しずつ回復していく力を持っています。

副腎疲労やPMSの症状に悩むあなたも、今日から始める小さな変化で、日常の中の不調を和らげる一歩を踏み出しませんか?

ヘルスカウンセラーとのセッション、そのメリットとは?


副腎疲労やPMSの症状を自分だけで乗り越えるのは難しいもの。

そこで、ヘルスカウンセラーのサポートが役立ちます。

ヘルスカウンセラーは、あなたの体と心の状態を深く理解し、日常の生活習慣や食生活、心のケアまでトータルでサポートする存在です。

メリット:

  1. パーソナライズされたアドバイス: 一人一人の体やライフスタイルは異なります。ヘルスカウンセラーは、あなたのライフスタイルにあった、あなただけのオーダーメイドのアドバイスを提供し、健康を取り戻すお手伝いをします。
  2. 継続的なサポート: 新しい生活習慣を取り入れるのは難しいもの。ヘルスカウンセラーは、継続的なサポートを通じて、新しい習慣を定着させるお手伝いをします。

  3. 最新の知識: ヘルスカウンセラーは、常に最新の健康情報や研究結果をもとにアドバイスをしています。
    栄養学は進歩している学問です。
    数年前の情報が古く、新しい見解が常識になってしまうのです。その最新の健康情報をアップデート出来ているヘルスカウンセラーに伴奏してもらうことで、最新の科学的根拠に基づくアドバイスを受けることができます。

さらに良いニュースとして、


わたしが提供させていただいている

30〜45分の個別体験カウンセリングである、
「ホリスティックでエナジーアップ」を特別価格で提供させていただくことにしました!



分子栄養学認定カウンセラー資格取得記念として、

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カンジタ除菌ができる身体へ!食生活と副腎疲労との関連性

カンジタ除菌ってなに?

カンジタ除菌という言葉を初めて聞いたのは、2010年にホリスティックヘルスカウンセラーとしての勉強をし始めてから。

その時の勉強中の仲間のコミュニティーでは、カンジタ除菌をチャレンジしたけど、酷いダイオフ症状(カンジタ菌が死ぬ時に、大量に毒素を吐き出して死ぬため、その毒素にやられる症状)に苦しんで、除菌なんかしなければよかった〜(泣)と言ってる人を見かけていたので、

「生半可な知識でやっちゃえ〜って突き進むのは危険なんだ!!!」っていう認識だったモノ、それがカンジタ除菌です。

カンジタという名前を一度は耳にしたことがある人は今や多いかもしれません。

でも、その具体的な特性や除菌って大事なんだよ!ってこと、でも除菌するならじゃあ、どうやって?という、具体的な方法については詳しく理解していない人がほとんど何じゃないかな、って思います。

そのため、今日はこの記事ではカンジタとは何か、カンジタが増殖しない生活とは?また、増殖してるなーって方がまずは手を付けないといけない事についてシェアしたいと思います!

カンジタとは何か


まず、そもそも、カンジタとはなにか?

カンジタとは、私たちの体内に常に存在している酵母の一種です。

そう、常にいる奴らなのです。

でも!!!

体内のバランスが崩れると過剰に増殖し、カンジタ症という病気を引き起こしてしまうのです。

人によっては、口腔内や消化器系、皮膚に影響を及ぼすこともあります。

目に見える部分としては、舌の苔、いつも舌が真っ白なのは、カンジタの増殖が疑われます。そして、皮膚症状に悩まされている場合、腸と皮膚の症状はリンクしているため、腸内にカンジタが増殖して腸が荒れている事が示唆されるのです。

なので、何かしらのカンジタ症じゃないか、と思われることがある人は、カンジタの除菌を積極的に行うことは、健康管理に不可欠なのです。

ただし、全てのカンジタを除去すること自体、そもそも困難なこと。

また生体内での役割もあるため、除菌といっても、全くカンジタがいなくなる、ということではありません。

適度な数を保つことが求められます。

では、具体的に、カンジタが増殖した時の体の症状としては、どんな物があるのか見ていきましょう。

カンジタが増殖すると、どうなる?


カンジダ(特にCandida albicans)の増殖は、体の様々な症状や問題を引き起こします。

カンジダはヒトの体内に常在する酵母の一種ですが、特定の条件下でそのバランスが崩れると過剰に増殖してしまうのです。

以下は、カンジダの過剰増殖が引き起こす症状です:

  • 口内カンジダ症(スラッシュ):
  • これは、舌や口内の他の部位に白い斑点や塊が見られる状態です。これは、カンジダが口内で過剰に増殖する結果として発生します。
  • 性器のカンジダ感染:
  • 女性の場合、これは一般に「酵母感染」として知られる状態であり、痒み、赤み、白い分泌物などの症状が現れます。男性も性器のカンジダ感染を経験することができ、これはペニスの痒みや赤みを引き起こすことがあります。
  • 腸の問題:
  • カンジダの過剰増殖は、腸の不調和を引き起こす可能性があり、これが腸の不快感、下痢、便秘、ガス、腹部の膨張などの消化器症状を引き起こす可能性があります。
  • 免疫システムの問題:
  • カンジダの過剰増殖は免疫システムのバランスを乱す可能性があり、一部の人々ではアレルギー反応やその他の免疫関連の問題を引き起こす可能性があると考えられています。
  • 全身性カンジダ症:
  • これは、カンジダが血流に入り、体全体に広がる深刻な状態です。これは、免疫系が弱っている人々、特に入院中の患者やHIV感染者、化学療法を受けている患者などにおいてリスクが高まる可能性があります。
  • 慢性的な疲れや集中力の低下:

    カンジタが増殖する時、腸や体で何が起こる?

    カンジダの過剰増殖が慢性的な疲れや集中力の低下、頭痛、不安、気分の変動などの神経系の症状を引き起こす可能性があると言われています。

    そもそも、カンジタは腸に生息している日和見菌の一種、それが増殖し過ぎたら、どうして、健康被害につながるのかというとそれは、「カンジタがリーキーガットを起こす」という理由が大きいです。カンジタがリーキーガットに関与する機序について説明しますね。

  • カンジダの糸状変態:
  • カンジダ(特にCandida albicansという種類)は、通常、ヒトの腸内や口内などの微生物叢の一部として存在します。

    健康な状態では、他の善玉菌とのバランスが保たれ、問題を引き起こすことは少ないです。
    でも、特定の条件下(例:抗生物質の使用、糖質の過剰摂取、免疫の低下など)で、カンジダの増殖が促進されると、この酵母は糸状の形態(ハイフ状)に変態します。
    この形態のカンジダは、腸の細胞間隙や細胞を侵入・侵食する能力を持っています。

  • リーキーガット(腸の透過性の増加):
  • 腸の細胞は、タイトジャンクションという接着構造を介して互いに結びついています。このタイトジャンクションの正常な機能は、腸のバリア機能を維持するために重要です。
    カンジダが糸状に変態し、腸の細胞を侵食することで、このタイトジャンクションが損傷し、腸の透過性が増加することが知られています。この状態を「リーキーガット」と言います。
  • リーキーガットの結果:
  • 腸の透過性が増加すると、腸内の細菌やその代謝産物、消化されきっていない食物の分子などが腸壁を通過しやすくなり、体内に入り込みます。

    これは免疫応答の活性化や炎症反応の引き金となることがあります。

カンジダの過剰増殖とそれに続くリーキーガットは、体のさまざまな健康問題の原因となる可能性があるため、腸の健康やバランスの維持は非常に重要になってくるのです。

カンジダの増殖を避けるための食生活の指針

カンジタのための4Fとは

以下の”4F”のアプローチは、カンジダ過成長症候群(Candida Overgrowth Syndrome)や関連する消化器系の問題を持つ人に推奨されます。

  • シュガーフリー (Sugar-Free):
  • カンジダは糖を栄養源として使用するため、シュガーフリーの食生活はカンジダの増殖を抑制する上で非常に効果的。
    砂糖の摂取を減少させることで、カンジダの成長を促進する環境を避けることができます。
  • グルテンフリー (Gluten-Free):
  • グルテンは小麦、大麦、ライ麦などの穀物に含まれるタンパク質。
    一部の人々はグルテンに対して過敏であり、それが腸の問題や炎症を引き起こす可能性があります。炎症はカンジダの増殖を促進する環境を生み出す可能性があります。
  • アルコールフリー (Alcohol-Free):
  • アルコールの摂取は、カンジダの増殖を促進します。
    特に高糖度のアルコール飲料は避けるべきです。
    アルコールフリーの食生活は、腸の健康を維持し、カンジダの増殖を抑制するのに役立ちます。

カンジタ増殖を抑制する食事対策とは

カンジダが増殖を抑制したいですよね。抑制してくれるための食事対策というのもあります。

糖や加工食品の摂取を極力制限し、免疫システムをサポートし、腸内フローラのバランスを維持・回復させることを重視します。

以下は、カンジダ対策で推奨される食べ物や栄養素たち。

  • 非加工の全粒穀物や低糖質の穀物:
    • 例:キヌア、アマランサス、ミレット
  • 高品質のたんぱく質:
    • 例:野菜を中心とした食事に加え、有機の鶏肉、草食動物の肉、野生の魚など
  • 健康的な脂肪:
    • 例:ココナッツオイル、グラスフェッドバター、ココナッツオイルは少量
    •  
  • 抗酸化物質を豊富に含む野菜やベリー:
    • 例:ブルーベリー、いちご、ほうれん草、カリフラワー
  • 抗菌・抗真菌作用を持つ食品:
    • 例:ニンニク、ココナッツオイル、ターメリック(ウコン)、シナモン
  • 高品質のプロバイオティクス:
    • 腸内の善玉菌を増やすためのサプリメントとしてのプロバイオティクス
  • 食物繊維:
    • 一般な食物繊維(不溶性)は実は腸に負荷になります。水溶性の食物繊維を取るようにしましょう。

このような食品や栄養素を中心とした健康な食事を続けることで、カンジダの増殖を抑えることが期待されます。

ただし、上記の中の発酵食品には要注意。
発酵ブームで、発酵食品をたくさん取っているクライアントさんの中には、常日頃の膨満感に悩まされている方も少なくありません。

善玉菌だから、といって、増えすぎると、SIBOの原因になったりしてしまいます。
消化力が追いついていない(胃酸の分泌が十分じゃない)場合、食品中の様々な菌が殺菌されきらず、腸にまでいてしまい、過剰発酵してしまうのです。

発酵食品たくさん取ってて、お腹の張りに悩まされている方は、一度、発酵食品を見直すことをお勧めしています。

カンジタを除去するための基本的な手順

カンジタを除去する基本的手順は、主に予防と体内環境の改善の二つに大別されます。

まずは、予防

口腔内を清潔に保つ、正しい食生活を心掛ける、ストレスを避けるなどの行動がカンジタをこれ以上増やさない予防になってきます。

次に体内環境の改善

プロバイオティクスを摂取することでもカンジタの増殖が抑制されます。

これらは、体内の良好なバランスを保つことで、カンジタの過剰な増殖を防ぎ、それによって招かれる様々な病気のリスクを軽減する効果があるのです。

カンジタ除菌の注意点

カンジタは常在菌であり、体内環境が乱れると増殖してしまい、さまざまな症状を引き起こします。

除菌対策をする際には注意しなければならない点がいくつかあります。

特にカンジタの除菌では、適切な準備段階が必要です。

準備をしないでいきなり、ガッツリ除菌に進むと、ダイオフ症状に苦しむことになってしまうのです。

また、除菌方法や使用する商品の選び方、さらには除菌の度合いなどに注意を払う必要があります。

これらを適切に行わないと、逆効果となることもあるのです。詳細についてはまた他の記事でシェアしていきます。

除菌対策をする際の症状安定

除菌を行う際には、まず自身の症状を安定させることが肝心です。

カンジタの症状には、疲労感、集中力の低下、肌荒れなどがあります。

これらが強すぎるときは、無理に除菌対策を始めるのではなく、まずは症状を和らげましょう。
具体的には、体調管理を徹底するなどが考えられます。

例えば、適度な運動をしたり、バランスの良い食事を摂り、睡眠を十分に確保しましょう。

また、ストレスを溜め込まないためのリラクゼーションも大切です。症状が安定してから、適切な対策を進めることが大切です。

カンジタと副腎疲労の相関性

 私たちの身体は日々の生活を支えるため、さまざまな機能が連携しながら働いています。

その中の一つ、副腎はストレス対応に関与する重要な器官です。

しかし、過度なストレスによって副腎が過労状態になると、副腎疲労の状態に陥り、その結果体調不良が引き起こされる事があります。

一方で、私たちの身体内に生息するカンジタという真菌も、体内環境の変化に伴い増殖し、時にはカンジタ感染症を引き起こします。

その中でも、副腎疲労とカンジタの増殖は密接な関係があります。

副腎疲労の原因と症状

 副腎疲労の原因は主に2つあります。

一つは長期間に渡る過度なストレス、もう一つは不規則な生活習慣です。

ストレスは身体にとっては必要な反応であり、一時的なものであれば健康を維持する役割を持っています。

しかし、これが続くと副腎は過労状態になり、副腎ホルモンの分泌が乱れてきます。「睡眠不足」「抵抗力の低下」「集中力の欠如」等の様々な症状が出てきます。

 また、不規則な生活習慣も副腎疲労の大きな原因となります。

偏った食事、運動不足、また極端な運動も副腎にとってはストレスとなり、副腎疲労へとつながります。

副腎疲労とカンジタの関わり

 副腎疲労が深刻化すると、免疫力の低下や消化機能の不調などが起こり、体内環境が乱れます。

この状況は、体内に生息するカンジタが増殖する絶好の環境となります。

カンジタは普段は無害な存在ですが、体内環境が乱れると、過剰に増殖しカンジタ感染症を引き起こすことがあります。

身体のあちこちに発疹が出たり、腸内環境が乱れ腹痛や下痢、便秘などの症状を引き起こすこともあります。したがって、副腎疲労とカンジダの増殖は相互に影響を及ぼす関係性があるのです。

カンジタの除菌をしたいなら、副腎疲労から対処しよう

 副腎疲労が起こっている状態だと、低血糖症状も起こっており、甘いものが欲しくなり、甘いものを食べるのでカンジダが増える悪循環から抜け出せません。

カンジダ除菌の前には副腎疲労に対する対処が絶対に必要なのです。

副腎疲労の対処法としては、まずは日々の生活習慣の見直しとストレス対策が重要となります。

バランスのとれた食事、適度な運動、十分な休息は取れていますか?その当たり前なこと、が、なかなかできず、身体がストレス状態から抜け出せずに、副腎疲労が治らない人が多くいます。

また、睡眠の質を高めることも副腎にとってはとても大切です。

具体的には、就寝時間と起床時間を定期的にする、よる10時には寝る、寝る前にリラックスする時間を持つ、といった工夫があります。

生活の改善って、簡単なようで、本当に難しいもの。カウンセラーに伴奏してもらうことで、改善がスムーズに行きます。

フリーズから立ち直る!最新のポリヴェーガル理論と対処法

交感神経と副交感神経の役割と機能

私たちの体は24時間、休むことなく様々な活動を行っています。一秒たりとも休みなく働いてくれるから、だから命が続いているわけです。

さて、その活動をスムーズに運営しているのが「自律神経」です。

施術中や、カウンセリングのときに、「交感神経優位で緊張が続いていますね」などとお伝えすることがあります。

また、「副交感神経が優位になるように、深く呼吸をしましょうね」などとお伝えすることもあります。

ある時、クライアントさんが「自律神経」ってよく聞くけど、胃や肝臓のようにここにある!っていうのがわからないし、なんのことなのかピンとこない〜。とお話されていました。

「交感神経」と「副交感神経」は『自律神経』の一部であり、心臓や内臓などに効果を与え、私たちの生命活動を支える為に活動しています。


これらの神経と人間の深部に密接に関わる役割と機能について解説していきますね。

交感神経の基本と作用機序

交感神経は、ストレス反応や緊急時に活性化する体の緊張状態を作り出す神経です。

具体的な効果としては、心拍数を増やし血流を改善したり、消化活動を減少させたりします。

それにより、体は必要な状況に瞬時に対応することが可能となります。

これは、危険を感じた際に“戦うか、逃げるか”といった「ファイト・オア・フライト」応答とも関連しています。

その作用機序について具体的に見ていきましょう。

交感神経は、神経伝達物質の一つであるアドレナリンを副腎から放出します。

アドレナリンは、筋肉の収縮力を高め、血管を収縮させる働きを持ち、その結果、心拍数を増やし血流を改善します。

というのも、心臓が酸素や栄養を全身に届けるためには、血液の流れがスムーズでなければならないからです。

戦うときにも、逃げるときにも体を動かすのでエネルギーを使います。

ということは、身体はエネルギーを作る方向に働くのですね。

副交感神経の基本と作用機序

一方、副交感神経は「休養と消化」の働きをもつ神経で、体を落ち着かせたり、心拍数を下げたり、消化活動を活発にする役割があります。

この神経が優位になるとリラクゼーション状態になり、心と体をリセットすることが可能になるのです。

リラックスしている時にしか、本来の消化活動は起こせないのです。

だから、子供を食事中にガミガミ叱りながら食べるのは、子供の健康にもお母さんの健康のためにも全く害になるのですよ〜とお伝えしています。

食事は温かい気持ちでリラックスして食べれる状況を作ることが健康の基本です👍

作用機序について詳しく見ていきましょう。

副交感神経はアセチルコリンという物質を放出します。

血液検査では、副交感神経優位だと、リンパ球の数値が高くなるので、それで推測するのですが、

(↑ある方の血液データ。Neut(好塩基球)が下がっていて、Ly(リンパ球)が上がってる、典型的に、副交感神経優位な状態だと推測されるデータ。
この方は副腎疲労でコルチゾールの分泌が低下して、交感神経が活性化されず、副交感神経が優位になってダウンレギュレーションが慢性的に起こってしまってる状態。副腎疲労の症状としては、疲れやすさ、いつも眠い、不安などが起こっていると推測される。)

それは、リンパ球にはアセチルコリンの受容体があるからなのですね。

アセチルコリンは体をリラックスさせ、心拍数を下げる効果があります。

また、消化酵素の分泌も促し、栄養素の吸収を高めます。

さらに、副交感神経が活発になると、免疫力も向上します。

ですから、副交感神経が活発な状態を保つことは、心身の健康を維持する上で重要です。

交感神経と副交感神経の違い

交感神経と副交感神経は、働き方や効果が相反する存在で、バランスよく働くことで私たちの生命活動を維持しています。

「交感神経優位で緊張状態が続いていますね」とか、「副交感神経優位にしてリラックス」などと聞くと、交感神経は悪いもの、副交感神経はいいもの、って勘違いしそうですが、どちらも適度にバランスを取って働くことが身体にとって大切なのです。

交感神経は活動時に活発になり、緊急の事態への対処やストレス状況下で体のリソースを活用する役割を果たします。

一方、副交感神経は体をリラックスさせ、消化や休息、修復活動を促進します。

副交感神経には、具体的に、動眼神経・顔面神経・迷走神経・仙骨神経があります。

これらは相互にバランスを取りながら人間の生活環境や心身の状態に合わせて役割を果たします。

これらの理解は、私たちの生活や健康を維持、向上させるうえで重要です。

ポリヴェーガル理論とは

さて、ポリヴェーガル理論をご紹介します。

ポリヴェーガル理論とは、心理学や神経科学分野で用いられる理論の一つです。

人間の自律神経系に焦点を当てたものです。

特に迷走神経という神経の機能について詳しく説明しているのが特徴的。

神経学者スティーヴン・ポージェスによって1990年代に提唱されました。

現在、この理論はストレスの対処や人間関係、心理療法など様々な場面で活用されています。

ところで迷走神経とは?

迷走神経は真っ直ぐではなく複雑な枝分かれした神経経路を形成してるため、「迷走」という名前がついています。

迷走神経は顎、気管支、肺、心臓、肝臓、胆嚢、胃、膵臓、小腸などを網羅しています。

迷走神経は下行性の神経と上行性の神経に大別されます。

下行性の神経は副交感神経によって主に構成され、脳からの情報伝達によりこの神経が活性化されると、血圧が低下したり、消化管運動が促進されたりします。

また、上行性の迷走神経を介して脳に伝達されることで、各器官で知覚される情報が脳に伝えられます。

ポリヴェーガル理論の概要

ポリヴェーガル理論では、副交感神経系は「腹側迷走神経系」と「背側迷走神経系」という、2つの異なる枝に分かれていると見ています。

腹側迷走神経系(Ventral Vagal Complex; VVC)・・・社会的関与をサポート

背側迷走神経系(Dorsal Vagal Complex; DVC)・・・「休息と消化」そして「防御的不動化」または「シャットダウン」の両方の不動化行動をサポート

これらが働くことで、私たちがどのようにストレス反応を管理し、人間関係を築いていくのかを説明するのです。

とりわけ、迷走神経は人間の情動や行動に大きな影響を与え、社会的に適応するための能力とも深い関連があります。

この理論によれば、自立神経は3つの異なる状態を使い分けるとされます。

それは、「サバイバル(生存)」、「ダウンレギュレーション(抑制)」、「ソーシャルエンゲージメント(社会参加)」

  1. ソーシャルエンゲージメント(社会参加)モード

    • このモードは「安全」な状態を示しています。ここでの迷走神経の活動は、私たちがリラックスし、他者との社会的な関わりを楽しむことを可能にします。
    • この状態では、顔の筋肉、聴覚、視覚、喉の筋肉などが活発に働きます。
    • コミュニケーションや人間関係の形成、情緒の安定、学習などの行動や反応が促進されます。
  2. ダウンレギュレーション(抑制)モード

    • これは「危険」の状態を示すモードです。これは、脅威が存在すると感じたとき、または強いストレスやトラウマに直面したときに起こります。
    • この状態では、心拍数や呼吸が減少し、体が「シャットダウン」または「フリーズ」の状態に移行します。
    • これは、外部の脅威に対する一時的な保護反応として働きます。

  3. サバイバル(生存)モード

    • これは「生命の危機」を示す最も原始的な反応です。
    • このモードは、他の反応が機能しない場合や、非常に高度なストレスや危険が存在すると感じる場合に発動します。
    • この状態では、戦うか逃げるかの「ファイト・オア・フライト」の反応が促進されます。
    • このサバイバルモードでは、交感神経が優位に働いています。

      これら3つのモードは、環境の脅威や安全性に応じて、自律神経の相互作用で制御されます。

ポリヴェーガル理論は、これらの反応が私たちの感情、行動、対人関係、さらにはトラウマの経験やその後の回復にどのように影響するかを理解するための枠組みを提供しているのですね。

つまり、ポリヴェーガル理論によると、副交感神経は

「普遍的な」副交感神経

「古い」副交感神経

の2つの部分に分けられるのです。

普遍的な副交感神経は社会的エンゲージメントやリラックスの時に活性化する一方、古い副交感神経はフリーズモード、つまり、極端なストレスや危険な状況下での反応として活性化します。

つまり、これまで一種類と考えられていた副交感神経の働きが、『リラックス、消化吸収』なのに加えて、もう一つの副交感神経の働きが『フリーズ』であるとされているというわけです。

ポリヴェーガル理論の科学的根拠

ポリヴェーガル理論の科学的根拠としては、迷走神経がストレス反応や身体の恒常性を保つための重要な役割を果たすという神経生理学的な証拠があります。

また、神経免疫の視点からも、迷走神経が免疫系の調節に大きな影響を与えていることが研究により明らかになっております。

さらに、心拍変動(HRV)という指標を用いることで、盛り場神経の働きが視覚的に捉えられるようになりました。

これは、迷走神経が心臓の働きに大きな影響を与え、感情調整やストレス反応に関与していることを示しています。

 フリーズが起こる瞬間の心と体の動き

私たちは日常の中で緊張や恐怖を感じる瞬間、体が固くなったり、動けなくなったりする’フリーズ’現象を経験することがあります。

これは心と体の密接なつながりと生物学的な反応から生じるもので、だれもが潜在的に持つ自己防衛の一部分なのです。

フリーズ現象の生理学的背景

フリーズ現象は、人間の自己防衛反応の一部です。

危険を感じたとき、私たちの体は闘うか逃げるかという「Fight or Flight :ファイト・オア・フライト」反応を呈します。これは、交感神経の働きです。

しかし、逃げるに逃げられない、戦うに戦えない状況ではどうでしょうか。

そうした状況下で発生するのがフリーズ現象なのです。この時は、副交感神経の中の迷走神経、さらには背側迷走神経が関与しています。

体が硬直し、一時的に動きを停止します。

これにより本能的に体を保護し、外部からの攻撃を避けることを可能にしています。

実際カエルは、天敵の蛇に遭遇した時には、全く動かなくなります。

フリーズです。

これによって、敵から見つからずに命が助かるという望みができるから取るた戦略なのです。

ところで、舞台前のスピーチで緊張して、唾液が出ないために口が乾く感覚があるのは、交感神経優位になっている「戦う」モードの時。

この時には、交感神経優位なので、腸は動かないのが本来の状態なはずです。

でも、「緊張すると、お腹がゆるくなる」という人がいます。

それはなぜでしょう?

そういう人には何が起こっているか、というと、交感神経の乱れが起こっているのですね。

交感神経と副交感神経の両方が発動してしまい、身体としてはアクセルとブレーキの両方を踏んでいる状態になっているのです。

この状態から、更に進んでしまうと、緊張しすぎてフリーズしてくる、フリーズの副交感神経が優位になってしまうかもしれません。

フリーズモードが活性化するとき、体は防御反応として動きを停止することが一般的です。

このモードでのホルモンの反応は非常に複雑だと言われているのですが、代表的に働いているホルモンは以下のようなもの:

  • エンドルフィン: 自然な鎮痛物質としての役割を果たし、痛みや不快な感覚を和らげる可能性がある。
  • オキシトシン: このホルモンは、ストレスや危険な状況下での安心や安全な感覚を促進する可能性がある。
  • コルチゾール: ストレスホルモンとして知られるコルチゾールも、持続的なストレスや緊張下での反応として分泌される可能性がある。

この中で面白いなと思うのは、コルチゾールです。

このホルモンは、体がストレスや脅威に対応するための「アラート」ホルモンとして知られています。

通常、交感神経が優位の時にコルチゾールの分泌が高まる、と知られています。

それは、体を「戦闘または逃走」の状態にするためです。

しかしながら、フリーズ反応もまた、脅威や極度のストレスの結果として発生する反応です。

このフリーズ反応の際にも、体は依然として脅威に対処するための準備をしています。そのため、コルチゾールのようなストレスホルモンが引き続き分泌されることが考えられます。

このホルモンは、体が脅威からの回復や適応をサポートする役割も持っており、フリーズ状態における分泌は、このような回復や適応のメカニズムと関連している可能性があります。

このような訳で、コルチゾールは、交感神経だけでなく、副交感神経のフリーズ反応の際にも、体の防御や回復メカニズムをサポートするために分泌されると理解する必要があるのですね。

フリーズが頻回に起こる人は、フリーズ反応は強いストレスやトラウマに関連しているため、継続的なストレスの影響を受ける可能性が高くなります。

そして、この持続的なストレスは、副腎の機能やコルチゾールの分泌に影響を与える可能性があります。

つまり、フリーズが頻回に起こる人でも、コルチゾールは消耗して、副腎は疲弊する流れになってしまうとも考えられます。

 フリーズ現象の感じ方

フリーズ現象を経験すると、まず私たちは頭が混乱し、周りの状況を正確に把握することが難しくなります。

心拍数が上昇して呼吸が速くなり、筋肉が固まって動けなくなるのを感じましょう。これは自己防衛反応の一環で、体が外部からの攻撃を避けようと対策を打っていると言えます。

しかし、フリーズ現象が続くと、不安や恐怖などの強い感情が湧き上がってきます。このフリーズ状態は、アドレナリンの影響で時間がゆっくりと進むように感じられ、記憶力や意思決定能力が低下します。

このような状態が続くと、パニック状態に陥ることもあります。

 フリーズ現象とストレス・恐怖との関係

フリーズ現象はストレスや恐怖と密接な関係があります。恐怖を感じたり、身体的あるいは心理的な危険を認識したとき、私たちの脳は素早く反応し、この反応の結果がフリーズ現象なのです。

フリーズ現象により心拍数が上昇し、筋肉が固まって動けなくなると、これがさらにストレスを生むかもしれません。

これにより、個々のストレス耐性や恐怖感覚により、フリーズ現象が長期化するかどうかが左右されます。

また、フリーズ現象が頻発すると、ストレスと恐怖の連鎖が起こり、精神的な問題を引き起こす可能性があります。

そのため、フリーズ現象の理解と適切な対処法が重要なのです。

ポリヴェーガル理論を利用したフリーズへの対処法

ポリヴェーガル理論に基づくと、フリーズ反応は「古い」副交感神経、特に背側迷走神経系の活性化と関連しています。

そこに着目したフリーズの対処法があります。

フリーズ反応を和らげるか、その発生を防ぐための方法は、もう一方の迷走神経、つまり他者との安全でポジティブな関係を築くための体の神経的仕組み「普遍的な」副交感神経である、腹側迷走神経系の活性化に焦点を当てることなのです。

ポリヴェーガル理論を基にしたフリーズ反応への対処法の例

  • 深呼吸: 腹側迷走神経系を活性化するための最もシンプルで効果的な方法の1つは、意識的な深呼吸です。特に、息を吸いながら数秒数え、そして息を吐きながらさらに数秒数える方法が効果的です。

  • 顔の筋肉を使う: 笑う、顔を動かす、ガムを噛むなど、顔の筋肉を使うことで、腹側迷走神経系を活性化することができます。

  • 社会的接触: 安全な人々との物理的な接触、例えば抱きしめる、手を握るなどは、腹側迷走神経系を活性化する助けとなります。

  • 音楽や歌: 音楽を聞く、歌を歌う、楽器を演奏するなど、音楽関連の活動は、腹側迷走神経系の活性化に寄与することが示唆されています。

  • 動き: 軽い運動やダンス、ストレッチなど、身体を動かすことは腹側迷走神経系の活性化を助ける可能性があります。

  • グラウンディング: 自分の体や周囲の環境に意識的に注意を向けることで、フリーズ反応から現実の状況へと意識をシフトすることができます。例えば、足の裏が地面に触れている感覚に意識を向けるなどの方法があります。

  • 療法: トラウマや長期的なストレスの影響を受けている場合、専門家とのカウンセリングや療法が有効であることが多いです。特に、ポリヴェーガル理論を活用したアプローチを取り入れた療法が存在します。

これらの方法は、個人の状況やニーズに応じて調整することができます。

フリーズ反応が頻繁に発生する場合や、その反応が日常生活に影響を与える場合は、専門家と相談することをおすすめします。

正しい睡眠と食事の重要性

 また、身体と心の健康には、睡眠と食事が基本になります。これらの事もまた、フリーズ状態から脱却するために重要な要素です。

食事の重要性

食事が直接的にフリーズ反応を変えるわけではありませんが、食事を通じて体のストレス耐性を高める、または自律神経のバランスを良くすることが考えられます。

以下は、フリーズしがちな人や、ストレスを感じやすい人におすすめの食事です。

  • マグネシウムを摂取:マグネシウムは神経の伝達や筋肉の収縮に関与するミネラルで、リラクゼーション効果も期待されます。アーモンド、ほうれん草、バナナなどに多く含まれています。
  • B群ビタミンを摂取:B群ビタミンは、神経の健康とエネルギー産生に必要です。全粒穀物、肉、卵、豆類、緑黄色野菜などから摂取できます。
  • しっかり糖をとる:糖代謝を回して置くと、脳はリラックス状態で物事に対処できるようになります。
  • 水分をしっかり摂取:脱水状態は体や脳の機能を低下させるため、十分な水分摂取は必要です。ただし、真水ではなく、少量の海塩をいれて。
  • カフェインを糖と摂取する:カフェインは糖無しで摂取するのと、糖ありで摂取するのは、全く違う働きをします。カフェインを糖と摂取してしっかり糖回路を回してください。

睡眠の重要性

フリーズ反応は自律神経系と深く関わっており、睡眠は自律神経のバランスと健康にとって非常に重要な要素です。

以下にあげるのは、フリーズ反応に対する睡眠の重要性:

  • 回復と修復:睡眠中には体と脳の回復・修復が行われます。特に深い睡眠の間に、身体の細胞や組織の修復、免疫系の活性化、ホルモンの分泌バランスの調整などが行われます。
    このようなプロセスは、ストレスやフリーズ反応の後の回復に不可欠です。
  • 情緒の安定:寝不足だと、小さなことにイライラしがちになりませんか?
    良質な睡眠は、情緒の安定とストレス応答の調整に役立ちます。
    逆に、睡眠不足は情緒の不安定を引き起こし、小さなストレッサーにも過度に反応しやすくなる可能性があります。
  • 記憶の整理:睡眠中には、経験や学習した情報の整理や記憶の固定が行われます。特にレム睡眠中には、感情的な情報の処理が活発に行われると考えられています。これは、トラウマティックな経験や強いストレスの後、その経験を処理し、適切に整理するのに重要です。
  • 自律神経のバランス:良質な睡眠は、交感神経と副交感神経のバランスを保ち、適切な自律神経の機能をサポートします。逆に、睡眠不足や不規則な生活は、このバランスを乱す可能性があります。

つまり、良質な睡眠は、フリーズ反応や他のストレス反応を経験した後の回復や、これらの反応が生じにくい健康な体を維持するためにとっても重要なのです。

そして、ストレスがある時は夜9時には、せめて10時には寝るようにしましょう!
それは、熟睡状態の時に、身体を修復する成長ホルモンが分泌されます。
そのピークは12時と言われています。

夜中12時に熟睡していることが心と身体の健康に必要なのですね〜。
疲れが取れないクライアントさんは寝るのが遅い方が多い印象です。同じ6時間の睡眠だとしても、夜12時〜朝6時で寝るくらいなら、夜10時から朝4時で寝むった方が疲れがとれると言われています。

怖がり改善!恐怖麻痺反射からの脱却と心と身体を養う栄養学

「ちょっとした事が怖いんです。。。」そんなお悩みをいただきました。
今日は、怖がりについて、分子栄養学的観点も踏まえながらお伝えしたいと思います。

怖がりとは何か?


「怖がり」って、なんでしょう。

生物としての生存本能から、危険な状況を回避するために恐怖感を覚えることは自然な反応です。
でも、理論的には無害であるはずの事象に対して強い恐怖感を感じるような状態になってしまうこと。
今日の記事ではそれを「怖がり」と定義します。

怖がりの原因

怖がりの具体的な原因は人それぞれ。
実は、生物的な要素や心理的な要素、社会的な要素など様々な要因が複雑に交錯しているのです。
生物学的な観点からは、恐怖を感じるのは生存本能の一環として、危険から身を守るための反応です。これが生体内要因と絡み合って作用し、特定の事象に対して怖がりやすい性質を持つことがあります。

また、心理的な要素としては、一度、強い恐怖を体験したことがトラウマとなり、似たような状況が再び訪れると、それがトリガーとなって、過度に反応してしまうような状態が考えられます。

これは心的外傷後ストレス障害(PTSD)等の病態とも関連しています。
さらに、社会的要素としては、社会や文化の中で学んだ恐怖の価値観や規範が、個々の恐怖感に影響を与えてしまうのです。

怖がりの症状

怖がりが極端に発現した場合、パニック障害や強迫性障害、社交不安障害など、異常な恐怖により日常生活が著しく阻害されるような状況に陥る場合があります。
これらの症状は、心臓の動悸、冷汗、吐き気、胸の痛みなどの身体的な症状を伴うことがあります。
また、強い恐怖により突発的にパニック状態に陥り、逃げ出す衝動に駆られることもあります。

心理的な面では、不安感や思考の混乱、過度の緊張感などが現れます。
あるいは、特定の事象や状況を過剰に避ける行動を起こすこともあります。また、何も考えられない状態も。
これらの怖がりの症状は、それ自体がその人のストレス源となり、さらに状況を悪化させることにも繋がっていくのです。

「怖がり」であることの影響

怖がりが引き起こす恐怖感は、私達の生活全般に大きな影響を与えてしまいます。
日常生活における意思決定や行動の選択などが、恐怖感に支配されることで生活の質は著しく低下してしまいますよね。


怖がりの娘さんを持ったお母様が、「娘が色々なことに怖がらなければ、随分子育てのストレスも減るのですが、、、」とおっしゃっていましたが、このように、怖がる子も、それを見守るお母様も大きなストレスを抱えてしまうのです。


また、社交や仕事などの場面でも、恐怖感が働くことによって思考や判断が阻害され、パフォーマンスの低下を引き起こしてしまいます。
「怖い」という思いに支配されるタイプの人は人に対して「NO」を言えなかったりします。なので、嫌なことでも、NOといえずに引き受けて
しまい、人間関係そのものが嫌になってしまうことも起こると言われています。調や疾病を引き起こす可能性もあります。

不安や憂鬱な感情により食欲がなくなり、栄養状態が悪化したり、睡眠障害に陥ったりすることもあります。
これらはすべて、怖がりが人間の心身の健康に及ぼす悪影響を示しています。

恐怖麻痺反射とは何か?

さて、「恐怖麻痺反射」って言葉を聞いたことがありますか?これは、文字通り恐怖による身体の反射的な硬直・麻痺を指す医学的な概念です。

これは、私達が極度の恐怖や危機感を感じるときに起きる自然な反応なのです。


人間の脳は、危険な状況に遭遇したことを感知すると、自分の意志とは関係なく取る反応があります。

それは、


「戦う」「逃げる」「硬直する」という三つの反応です。

これらの中から一つを勝手に選択し、その反応をします。


このうち、「硬直する」つまり恐怖麻痺反射は、身動きが取れないほどの恐怖を感じたときに生じる反応の一つなのです。


(私が驚いて顔面硬直状態になった時の絵をAIに書いてもらいました。いまのAIすごいですね〜)

ここでのポイントは、理論的には無害であるはずの事象に対して本人は意識的、無意識的に強い恐怖感を感じている、ということ。

恐怖麻痺反射は原始反射

恐怖麻痺反射は不安や恐怖に関係がある原始反射の一つです。


妊娠5週から妊娠12週のあたりにこの反射が起こります。まだ、妊娠に気が付かない人もいるくらいのこの時期。

私達が生まれ成長する過程でこの反射が統合されていき、薄れていくのが通常なのですが、母体のストレスが持続した場合に反射が残存すると言われています。

では、母体のストレス状態とは、なんでしょう?

母体が貧血、低血糖、カフェイン、ニコチン、痛み、炎症、怪我、家庭環境、社会環境によって交感神経刺激状態でアドレナリンが出っぱなしな状態になっているということです。

母体がこのような状態な中生まれてきた子は生まれる前から副腎疲労を患っていると言われます。

つまり、生まれながらに、副腎疲労があり、すでに、エネルギーをうまく作るサイクルが回っていない状態で低血糖も起こりやすく、不安感も強くなってしまう、、、という事も背後にはありそうなのです。

恐怖麻痺反射を制御する扁桃体

恐怖麻痺反射は、人間の初期的な生存本能の一部として生じます。これは身体が適応的行動を選択することで危機に対応しようとする反射的な動きとされ、この反応は脳の「扁桃体」が制御しています。

扁桃体は恐怖や脅威を感知する主役とされ、恐怖が過剰になると「恐怖麻痺反射」を引き起こすのです。

また、恐怖麻痺反射は、動物世界においてもよく見られる行動で、ネズミやウサギなどが捕食者に襲われた際に身体を硬直させているのも同じ反射から来る行動ではないでしょうか。

生活における恐怖麻痺反射の例

例えば、地震や火事などの緊急事態に遭遇したとき、突然の恐ろしい出来事に心が追いつかず、すぐに行動することができない人が出ます。以前、我が家で軽いぼや騒ぎがあったことがあるのです。新しく新設した薪ストーブが若干不良品で扉の端っこに隙間が空いてて、そこから火の粉が出たせいで、ボヤが起こったのですが、
そのボヤを発見したのは、その時ちょうど帰省して家に滞在していた20の娘でした。娘はその時具合が悪い我が家の猫の「ふたさん」にCS60を当ててあげていたのです。そんなわけで、まだ起きてリビングにいたのでした。


わたしは、チビたち3人を寝かしつけるべく、寝室で本を読んであげていた時、「ママー!」と20の娘が私を呼ぶ声が聞こえました。(なんだろ?ふたさんが吐いたりでもしたかな?)そんな事を思いながら、まだ、体勢を変えず、本を読んでる私。「ママー!!!!!助けてー!!!!!」(え?!!!ふたさんが噛み付いた???)そう思って、急いでリビングに向かいます。
リビングへのドアを開けた時、薪ストーブから火が出て来て燃えていることに気が付きました。
もうそこからは、必死というか、完全に無意識にただ動いていました。


後からその時の行動を振り返ると、こんな感じでした。


まず、燃えている一軍の端っこを掴み、玄関ドアを開けて外に出し、台所のタオルでバシバシ火の粉を消し、9歳の娘が汲んでくる水をどんどん床にかけて消火活動。


すっかり火がなくなってから、自分がかなり震えていることに気が付きました。


この時、「ママー助けてー」と叫んだ20の娘は、フリーズして最初は全く動けていませんでした。今思うと、フリーズが起こる中、よく声は出してくれたな、って思います。私を呼ぶ声が少し遅れたら、とんでもないことになっていたかもしれません。
9歳のみこちゃんは自分ができることは水くみだ!と、水を汲み始めたのを見て、20の娘もその水くみに参加して動き出したようでした。


この時の、それぞれの動きで、怖い時に『戦う』『逃げる』『フリーズする』かがよく分かる出来事でした。
20日の娘は、普段は全くそのような部分は感じさせない溌剌とした子なのですが、このような場面での恐怖麻痺反射が残っているようです。
色々栄養のことを学ぶにつけ、ああ、娘がお腹にいる時、私はどんな気持ちで過ごしていたんだろう、、、と反省しきりです。


この時は、私に『戦う』モードの反応が起こったから、我が家は無事でした。
いざ、という時、戦うか、逃げるかが、できないと、本当に危ないことになるかもしれないんだな、、、とつくづくかんじた出来事でした。

これらの状況は、日々の生活において大いに起こり得る事実であり、私達全員が恐怖麻痺反射に遭遇する可能性を秘めているのです。


緊張すると、顔が硬直するというのも、恐怖麻痺反射の一例と言われます。

また、小さな子供が泣き叫んで動かないというのも、恐怖麻痺反射のバリエーションの一つです。

恐怖麻痺反射の対策

この恐怖麻痺反射に対する一つの対策として、緊急時の訓練が挙げられます。

地震や火事、病気やケガなど様々な緊急事態に備え、具体的な行動プランを練り、何度も体験しておくことで、いざという時に慌てず、自動的に行動に移せるのです。

また、心理的な側面からは、深呼吸やリラクゼーション法など、自分自身の恐怖心を落ち着ける技術を身につけることも有効。

これらを日々の中で組み込んでいくことで、恐怖麻痺反射を上手くコントロールする力を身につけることができるともいわれています。

また、恐怖麻痺反射を持っている相手と接するときには、真正面に座らない、目を見て話さない、優しいトーンで話す、などの配慮が必要です。(相手を緊張させない配慮)

また、子供が恐怖麻痺反射を持っている場合は、予測される事を伝えておく、「NO」という選択肢も与えてあげる、居心地良く、くつろげる環境を提供する、騒音を避けてあげることが大事です。

怖がりを解消する栄養学

怖がりというのは、その人が様々な恐怖や不安感に取り憑かれる現象を指します。
多くの人々が抱える問題であり、一般的には心理療法や薬物治療が主な対策となります。

しかし、意外なことに怖がりを解消するための新たな解決策がヘルスケアの一部である栄養学の中に見つかるのです。

はて?食事と怖がりとの関係があるとはどういうことでしょうか。

それは心の健康、神経と栄養摂取との間に深い関わりがあるからです。

栄養と心の健康の関係

恐怖麻痺反射が関係するのは、スーパーフィシャル・バック・ラインと言われる前頭葉から頭頂を通って背面に渡る筋肉群。


私達が赤ちゃんから成長してまっすぐ立つためにはそのスーパーフィシャル・バック・ライン全体のテンションが必要です。胎内にいる赤ちゃんの時、わたしたちは丸まってお母さんのお腹に入っています。発達とは、その丸まった身体をしっかり伸ばしていくことなのです。
怖い時、首をすくめる、つまり、首と頭の筋収縮が起こります。怖いと思った時には、この筋収縮が起こります。また逆に、この筋収縮が起きた時に、身体から恐怖反応が勝手に起きてしまう、ということが起こります。


前かがみになっている状態だと、身体が勝手に「このパターンは怖いことがあったときだな、ということは今怖いんだな、準備しなきゃ!!」と、副腎からコルチゾールやアドレナリンを出す準備をし始めます。


このスーパーフィシャル・バック・ラインはおでこのあたりまで繋がっているので、いつもスーパーフィシャル・バック・ラインが緊張している人は頭皮(僧帽腱膜)が硬い特徴があります。要は、いつも身体が緊張しているのです。そして、怖いんだな!と、副腎が働いてしまっているのです。


もうおわかりでしょうか。。。このような状態でいると、副腎が働き続けるので、副腎疲労になりやすいのです。「なんか疲れやすい。。。。」と思う背後には、実は、「怖い」という恐怖心や身体の緊張が隠れているのです。

怖がりの人は概して疲れやすい人が多いのはそのためです。副腎が疲弊してくると、低血糖にもなりやすくなるので、気持ちは余計落ち込みやすくなります。
低血糖は十分ストレス源なので、身体はますますサバイバルモードになっていきます。


なので、怖がりのケアする時は副腎ケアを同時にすることで、身体も心も安定を取り戻しやすくなります。


副腎ケアをしていくことは、ストレスに対抗するエネルギーを作れる身体にすることになります。栄養素的には、マグネシウム、COQ10、ビタミンC、ビタミンB群、副腎アダプトゲン、リコリス、DHEA、プネグネノロン、などが挙げられるものでしょう。
心の健康に影響を与えている栄養素は多様です。

これらの栄養素が欠乏すると、心が不安定になることがあるのです。例えば、ビタミンB群は神経系の健康を保つために重要であり、不足するとイライラしたり、抑うつや不安を感じやすくなります。

また、マグネシウムは筋肉の緊張を和らげる効果があり、リラクゼーション効果をもち、質の良い睡眠を促し、心を安定させる役割を果たします。

さらに、オメガ3脂肪酸は脳の機能を向上させ、心の健康に役立つと言われています。

だからこそ、栄養と心の健康との間には深いつながりが存在するのですが、多様な栄養素が関わっているので、一度、分子栄養学的な血液検査などをして、自分の体内で栄養がどのように回っているのか、いないのか、を見てみると、手当り次第にならなくて良いでしょう。
それらにご興味がある方はご相談ください。分子栄養学的血液検査をしてくれるクリニックをご紹介いたします。

怖がり改善のための必要な栄養素

怖がりを解消するには、いくつかの栄養素は特に必要です。

ビタミンB群は神経系の健康を維持し、ストレスや不安を軽減することが証明されています。

特に、何につけても大切になってくるビタミンB6はセロトニンというホルモンの生成を助け、気分を安定させます。

一方、マグネシウムは神経筋伝導を正常化し、リラックス効果をもたらします。

また、オメガ3脂肪酸は脳の健康と精神の安定に役立ちます。


これらの栄養素を積極的に摂取することで、身体の中から怖がりを解消することが可能になります。

怖がりに対する食物からの栄養摂取の具体的な方法

栄養素と言っても、サプリはちょっと〜〜という方もいますよね。
サプリは栄養の効率化だ、と言われますが、お子さんが小さすぎる場合など、なかなかサプリで摂取するのが難しい場合もありますね。
怖がりを解消するお勧めの食材を挙げますね。

全粒穀物やビーツ、バナナやアボカドなどにはビタミンB群が豊富に含まれています。

また、ナッツや種子、豆類、バナナ、アボカドなどにはマグネシウムが含まれています。

オメガ3脂肪酸は、魚類や亜麻仁油、チアシードなどに含まれています。

これらの食品をバランス良く摂ることで、心の健康を守り、怖がりを改善する手助けをすることができます。

ただし、必要以上の摂取は避け、適量を心掛けることが大切です。特にナッツは前の記事でも書いたように、カビ毒が心配な食品なので、食べ過ぎは注意です。

怖がり改善のためのライフスタイル

重度の恐怖心は心身に大きな影響を及ぼします。

心拍数が上昇し、血圧が急激に上がります。

これは、恐怖心が感じさせるストレスに起因するものです。

結果として体は過剰に反応し、精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。

だからこそ、怖がりの改善には、適度なライフスタイル変更が求められます。

健康的な食生活、適度な運動、十分な睡眠、リラクゼーションなどは、怖がり改善のために不可欠なエレメントであります。

適度な運動と心の健康

適度な運動は心身の健康に欠かせない要素です。

運動により心臓の働きが改善され、血流が良くなるため、脳への酸素供給が増えます。

これにより記憶力や学習能力が向上し、心の健康維持に寄与します。

また、運動によるエンドルフィンの分泌はストレス緩和にも役立ちます。

定期的な運動は、神経系のバランスを保つのに重要で、恐怖感やイライラを抑える働きもあります。

これらのことから、適度な運動は心の健康を維持し、怖がり改善に効果的であるのです。

でも、怖がりの方は、副腎疲労傾向がある場合が多いので、そのときは、無理のない運動ということもポイントになってくるでしょう。

「適度」というのは、やり終わったあとに、爽快感、快適感がある状態になっていること。疲れを感じていたら、それはやり過ぎです。

身体のマッサージの重要性

『怖い』という思いとともに、スーパーフィシャル・バック・ラインと言われる前頭葉から頭頂を通って背面に渡る筋肉群が緊張しているため、その筋肉を一部でも緩めたり、伸ばしたりするマッサージによって、身体全体に変化を起こすことができます。
ハムストリングの過緊張でメンタルの低下が起こると言われています。
恐怖麻痺反射が残存していると、背中の筋肉や感覚が育ちにくいと言われるので、お子さんの場合は背中を擦ってあげる刺激だけでも、効果があります。

大事なのは、嫌な刺激ではなく、心地いい刺激であること。


足の指を回すことも効果があります。
これは、スーパーフィシャル・バック・ラインと言われる前頭葉から頭頂を通って背面に渡る筋肉群につながる筋肉を刺激していることになるから、その恩恵が得られるのです。

十分な睡眠の重要性

十分な睡眠は健康の上で何かと重要な役割を果たします。

睡眠中には、脳が日中の情報を整理し、記憶が定着します。

睡眠不足は記憶力低下や集中力の欠如といった問題を引き起こします。

また、心地よい睡眠はリラクゼーション効果があり、ストレスの軽減にも寄与します。

十分な睡眠時間は、リラクゼーションやストレス処理、情緒安定の為にも必要であります。

また、十分な睡眠によって、副腎を休めてあげることが大事です。

これらをまとめると、十分な睡眠は心と体の健康に欠かせず、怖がり改善にも大いに寄与するのです。

趣味やリラクゼーションの効果

趣味に没頭することやリラクゼーションは、心の安定に大いに貢献します。趣味はストレスを忘れさせ、自己実現の喜びをもたらします。これにより、自己肯定感が高まり、自己効力感が向上します。

リラクゼーションもまた、心と体のリフレッシュに必要不可欠です。

深呼吸や瞑想、ストレッチなどのリラクゼーションテクニックにより、体内のストレスホルモンの分泌が減少し、リラクゼーションが進みます。

これにより心身ともにリラックスし、恐怖感や不安が和らぎます。

総じて、趣味やリラクゼーションの効果は心の安定に寄与し、怖がり改善の一助となるのです。

恐怖麻痺反射を緩和するメディカルアプローチ

我々が感じる恐怖は、ある種の危険への無意識的な反応であり、極度のストレスや恐怖感により身体が動けなくなる恐怖麻痺反射は、極めて厄介な症状の一つです。

しかし、医学の進歩により、この恐怖麻痺反射を緩和するための新しいアプローチが開発されています。

恐怖麻痺反射を緩和する医療的な治療方法はどんなものか?

恐怖麻痺反射を緩和するためには、まずその原因を特定し、適切な医療的手段を選択することが重要です。

恐怖麻痺反射は、ストレスや恐怖感が再三続き過剰に反応した結果であり、通常は心理療法やカウンセリングを通じてその状態を改善します。

この治療は、誤った思考や感情を再評価し、恐怖感を理解し、対処する技術を習得するのを目指します。

また、必要に応じて薬物療法が併用されます。

特に、抗不安薬や抗うつ薬がこの際に使用されることが多いです。

ただ、これらの薬は、一時的には神経伝達物質のバランスを整え、恐怖感やストレス反応を抑制し、恐怖麻痺症状を軽減しますが、中長期に使用すると、逆に神経伝達物質がCOMTやMAOという分解酵素によって分解される方向になるため、基材が減少していき、

「今までの薬の量では効かない」という状況に陥ってしまい、薬に依存する方向になってしまうため、私はあまりお勧めしていません。

また、薬物に頼ることで真の恐怖感について理解する機会が失われる可能性もあります。

だからこそ、薬物治療の適用は適切な診察と情報提供のもと、慎重に進めるべきでしょう。

専門家に求めるサポート

適切なサポートを得ることは、恐怖麻痺反射の治療において不可欠です。心理療法を行うためには、カウンセラーとの定期的なコンサルテーションが必要となります。

この中でカウンセラーはコーピングスキルを教え、感情管理を支援します。時に、恐怖麻痺反射の背後には、逃げ場がないことを経験した『トラウマ』が関与していることもあるからです。

また状況によっては、家族や友人にも対応を理解し、適切なサポートを提供するよう指導する役割を果たします。

実際の例から学ぶ怖がり改善ストーリー

実際の人間が抱える怖がりや不安、それらをどのように克服し成長につなげたか。
その事例を詳しく解説していきます。

日常生活で小さな不安からビジネスの場での大きな挫折まで、様々な怖がりを改善し、自身の可能性を広げていった体験談を通して、あなた自身の抱える問題に対する新たな解決策を見つけ出していただければと思います。

成功事例の紹介

まずは一人の女性、彼女の名前は花子さんとします。花子さんは幼い頃から人前で話すことが怖く、いつも緊張していました。

しかし、ある日それを改善する決断をしました。それが、スピーチコンテストに参加することでした。

最初は全く話せず、舞台に立つのも怖がっていました。しかし、練習を重ね、小さな成功体験を手に入れていきます。

そして彼女はついに、自分が怖がっていた人前で話すことを乗り越え、スピーチコンテストで見事優勝を果たしました。

このように、何かに怖がりを克服するためには自分自身の困難に立ち向かう勇気が必要であり、それを呼び覚ますきっかけがあれば、劇的な成長が可能となります。

時に、苦手と思うことの後ろに、その人の人生のテーマが隠れていることがあります。この花子さんの場合は、人前で話すことは苦手で怖いことでしたが、それが彼女の使命にも繋がっていたのでした。

失敗事例からの学び

一方で、すべてが成功で終わるわけではありません。

そんな失敗体験についてもお伝えします。ある青年、彼の名前をたかしくんとしましょう。たかしくんは人付き合いが苦手で、友人作りに怖がりを感じていました。

しかし、無理に友人作りを頑張った結果、彼は「偽りの自分」を作り出してしまいました。

それは一時的には友人が増える結果をもたらしましたが、本来の自分を見失い、最終的には心身共に疲弊してしまいました。

たかしくんの事例から学べることは、怖がりを改善するためには「自分を偽る」「無理な挑戦」よりも、「自分を理解し、自分に合った方法で進む」ことが重要であるという教えです。

事例から導き出される具体的な対策

前述の2つの怖がり改善の事例、成功と失敗、それぞれから何が学べるのでしょうか。

まず、花子さんの事例からは、自分の怖さに立ち向かう勇気と継続的な努力の重要性が学べます。
そして、それを成功に繋げるためには挑戦のきっかけが必要であることがわかります。

その一方で、たかしくんの事例からは、自分を見失うような無理な挑戦よりも、自分自身を理解し、それに沿った方法を選択することの重要性がわかります。

これらを踏まえ、具体的な対策としては、まず自分の怖がりを正直に認め、それを乗り越えるためにはどんな挑戦が必要なのかを見つけ出すことが重要でしょう。

そして、その挑戦を続けることで怖がりを改善し、自信をつけることが可能となります。

継続的なケアと自己理解

人生を通じて自己理解を促し、それに基づいて自己改善を進めていくためには、自分自身という何者かを理解し、その上で継続的にケアをしていくことが求められます。

これは、一夜にして達成できるものではありません。

必要なのは、コツコツと自らを洞察すること、そして自らに対する理解を深め、逐一その観察を元に自己を改善する戦略です。

自分自身の怖がりを理解する方法

まず最初に自己理解を深める上で欠かせないのは、自分自身の恐怖、つまり「怖がり」を理解することです。

恐怖というのは、自分の本質を見つめる上での大きな障害になる場合があります。本当の自分を見つめるのが「怖い」のです。
「怖がり」と向き合い、それを理解する非常に重要なステップになります。

どうすれば「怖がり」を理解できるのでしょうか。

まずは自分の内面を見つめることから始めます。自己反省の時間を設け、自分が何を恐れているのか、なぜ怖いのかを確認すること。

それを認め、それを理解することです。

次には行動パターンを分析します。

自分が恐怖を感じる時、自分はどのように振るってしまうのかを観察します。

恐怖が引き起こす行動や反応は、その恐怖を理解する上でも大切な手がかりになります。

最後には専門家の意見を求めることも有効です。
カウンセラーなどに相談することで、自分では気づけなかった恐怖の発端やそれに対する対処法を教えてもらうことができます。

怖がりと向き合う心構え

恐怖と向き合う心構えとは、まず「怖がり」を否定せずに受け入れることから始まります。

「怖がり」は私たちが直面する脅威に対する自然な反応であり、それ自体は悪いことではありません。

大切なのは、その怖がりをどのように捉え、どのように対処するかです。

また、恐怖を抱え込むことなく、その感情を表現することも重要です。

感情を押し殺すと、それは内に溜まるばかりでなく、さまざまなストレスなどの原因となります。

友人や家族、専門家など、信頼できる人物に自分の怖がりを共有することをおすすめします。

そして最後に、全てを自力で解決しようとしないことです。

恐怖は時に私たちを圧倒し、どうすればいいか分からなくなることになります。

漠然とした「生きにくさ」その後ろには、怖さがあるのかもしれません。

その際は、適切なサポートや資源を活用することで、その背後にあるものがカウンセラーと共に言語化され、解決への一歩を踏み出すことができるでしょう。

心と体の健康には栄養が不可欠です。心の問題と思われるケースにしても栄養についても相談できるカウンセラーに相談されることをお勧めします。

そして、これは、相談者にお伝えしていることですが、決して、スピリチュアルな方向に助けを求めない方が長い目で見て良い方向に行きます。

スピリチュアルヒーラーは、その方自身が栄養不足なことが多く、それ故、何かが見えたり、、、といった現象が起こっているように感じているケースが多々あります。(栄養を学んでいくと、そのことがよくわかります。)

栄養不足な人はつまり、心と身体が本来の健康ではないので、脳内の神経伝達物質もアンバランスであったりして、共依存の関係になりますし、どんどん深みにハマっていくことになります。

自己改善のためのステップバイステップガイド

最後に、自己理解と怖がりとの向き合い方が整った上で、自己改善のためのステップバイステップガイドをご紹介します。

できれば、この行程は信頼できるカウンセラーと共に行うことが望ましいです。

✿1. 自己理解:自分の強み、弱み、恐怖を理解しましょう。これが自己改善の基盤となります。

✿2. 目標設定:自己理解から派生した自己改善の目標を明確に設定します。小さな目標から始めることが大切です。

✿3. 行動計画:目標達成に向けて、具体的な行動計画を立てます。

✿4. 実行と評価:行動計画に従って行動し、その結果を評価します。反省点があればそれを次の行動計画に反映していきます。

この4つのステップを繰り返していくことで、自己改善は実現可能です。

強みを活かし、弱みや怖がりを克服していくことで、より自己理解が深まり、自己改善が進むでしょう!


また、なにかの感情が起こった時に、それに囚われて身動きができなくなる、、、などの問題にはメンタルビューティーセラピーが有効です。


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