関節炎って腸の炎症

関節炎って腸の炎症の末端症状だって知ってた?

今日もお越し下さりありがとうございます!
Pure Food Pure Bodyには関節が痛い方がちらほらいらっしゃいます。
膝痛だったり、股関節痛だったり、肩の痛みだったり。腰の痛みであっても今回のお話は関係したりします。

関節の痛みって、姿勢や体のバランスが悪いのかな?体重が増えたせいかな?

と、物理的に力がかかって、その痛みが出たと考えてしまう場合がほとんどのようですが、
実は、それが原因とは限らないんだよ〜というお話です。

もちろん、CS60でその中にある炎症物質を抜くと、痛みがかなり軽減する場合も多く、痛みのある関節そのものにCS60をあてると、ビリビリ反応が起こることも多いです。
「どこに行ってもダメだったのに、助かりました!」と言われることも多いのですが、

問題は、でも、じゃあ、なんで、その痛みは出るようになったのか?関節は炎症を起こしているのか、というところなのです。

施術しながら、腸の健康のお話をすることが多いのですが、この関節の痛みにも、腸が大いに関わっていることが分かっています。

一見、関節痛なのに、腸の健康?って全く関係ないことのように感じてしまいますよね。

でも、腸って、本当に健康な身体の基本なのです。

「リーキーガット」(腸漏れ)と言われるものを聞いたことがありますか?
これは、腸管透過性が亢進している状態、つまり、腸で選別して血液に吸収するものと排泄するものを分離しているけど、腸内から血流に透過するのが上がってしまってる状態をいいます。

これはなぜ起こるのか、というと、腸粘膜が炎症を起こし、成熟した細胞でぎっしり腸の絨毛が覆われているハズなのが、未成熟な細胞で覆われることになり、隙間が大きく空いてしまった状態になっているのです。
これによって、グルテン蛋白や腸内細菌がそのまま血流の中に入ってきてしまうという恐ろしい事が実は起こっています。

血流に入ってしまった未消化の食べ物や分子はどうなるか、というと、
血液の中で免疫反応を引き起こすのです。そりゃそうですよね、身体は、こんな異物が身体に入ってきた!なんとか排除せねば!!!って異常事態に備えるわけです。

このようにして活性化した免疫系によって、抗体が作られます。その抗体は血流で全身に巡ります。
抗体は敵をやっつけねば!!!ってなってるのです。
それが例えば関節にアタックを加えてしまうと、それで関節の炎症が起こり、関節炎が引き起こされていくのです。
サロンでも、関節の痛みを訴えていらっしゃる方でも、お腹の施術も痛い方がほとんどです。それは、腸が炎症を起こしているから。

ちょうど知り合いが、自己免疫疾患と言われる病気と診断され、関節に痛みが出るということで、ステロイドなどを処方されたという話を聞いたのですが、通常のクリニックでは、そのような場合に、腸の話なんて、一切しないです。まだ、分子栄養医学を学んでいるお医者様は、そうではないお医者様に比べて、かなり少数なのが現状です。

そして、分子栄養医学を学んでいるお医者様も忙しいので、「じゃあ、生活レベルでどうしたら良いの?」というところで、患者さんに向き合って、生活レベルでのアドバイスをする時間がないのが現状だったり。

日本の栄養学は欧米よりも2〜30年遅れてるっていうのは、
私が米国代替医療協会(AADP)認定のホリスティックヘルスカウンセラーの資格をアメリカで取得した12年前から言われてたこと。その時の授業では普通に、分子栄養医学の考えは習っていましたもんね。
今やっと、「いや、身体に日々入れる栄養が大切なんだな!」と認識するお医者様が少しずつ増えてきて、こうして分子栄養医学(オーソモレキュラー)の分野が日本でも浸透してきていることは素晴らしいと思います。

 

 

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