〜あなたには足りていないものなんかない〜

この情報社会、何の情報を選択して、何の情報を選択しないか?ってことが生きていく上で、とっても、とっても重要なことになっています。

それを情報リテラシーを高めるっていうらしいです😊

日々、その選択に迫られることだと思います。

その選択に迫られた時、その情報はあなたに『私は足りない』って思わせるものなのか、それとも、前向きな気持ちにさせるものなのか?

そこのところ、自分がその情報を受けた時に、『どう感じるか?』に注意を向けてみるとわかりやすいです。

純粋な『愛』から発せられた言葉をそのまま受け取った時には、『私足りない』が刺激されることはないのだけど、『不安』をあおるような言葉が発せられた時には、もちろん、それを受けた側は『不安』になりがちです。
そして、その不安から行動を起こそうとする。

『あなたは足りない』の呪いです。

『あなたは足りない』の呪いがかけられないためには、

まず、自分がその言葉、情報を受け取った時に、歪めた解釈していないで、まっすぐに受け取っているのか?

を確認します。

(その歪めた解釈ってのは、「え?今日のご飯、魚なんだね〜」とパートナーから言われた時に、「(あ、魚じゃダメだったかな、、、)」と相手の言葉の裏を読んで勝手な解釈をして受け取る癖がある場合なんかは、愛の言葉を愛と受け取れず、全部、不安要素にしてしまうので、それは別の話題になりますね😊)

まっすぐ受け取っていると確認して、まっすぐ受け取っているけど、『足りない不安感』を逆撫でされた気がする感じがする時には、その情報を入れないほうがいいのです。

だって、その情報は、『愛』を乗せて発せられてない可能性が高いから。

(発した本人が、それに気がついているかどうかは別ですが)

『あなたは足りない』の呪いがかかってしまうから

相手が発する言葉にどんなエネルギーが乗せられているのか?

『愛』なのか『不安』なのか?を見抜けるようになったらいいですね。

商売って大体、人の不安を煽ることで成り立つことが多くて、こういう心系のことを書くブログって不安煽ることも簡単にできるから、本当に、自分自身そういうところ注意したいなって思って、ブログを書いています。

先日、あるベストセラー作家であり、何社もの会社社長である方の講演会を聞くきっかけがありました。(昔の友人に誘われて)

その方の本が売れてるって話をちょっと前に聞いていたので、お誘い受けた時に、あ、あの話に出てた本の著者のかたなんだな!じゃあ聞いてみよう!と、すんなり誘いに乗りました。

講演会のお題は『幸運を科学する』だっけな?
(少し前だからあやふやです。。)
で、要約すると、いいことが起こったり、成功していくのは、その人が幸運体質だからだ、全て運が物事を決めている、だから、私達がすべきことは、幸運体質になる事に集中することなんだ!努力なんていらない!

という内容(笑)

以前のスピリチュアルなことやってた時代のワタシだったら、飛びついて鼻血出して喜んで聞いたことと思います。😁

でも、今の私は結構話聞きながら冷めてて、「この方はどういうふうにプレゼンしていくのかな〜」って、ビジネス的な視点でその講演会を見ていました。

結果、聖書も引用されて。。。

「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」

     (マタイによる福音書7章13~14節)

そして、その方はこう話されていました。

「ほら、このようにイエスも言ってるのです。だから人と同じことをやっていたら、(不幸体質になって)滅びに通じるよ!」
「だから、自分がたどり着いた幸運体質になる方法は、誰もやらない事(狭い道)だから、これこそやるべきことなのです!」
と。

ここの所で、私はドン引きしたのでした。

なぜなら、この方は自分のプラグラムへの参加者を募るために『聖書』をたくさん引用されて説得されたけど、『聖書』がその文言で何を言わんとしているのか?を全く知らないんだな〜ってわかるから。

これって、あなたが成功しないのは不幸体質だからです、今このプログラムに入ったら幸運体質になって、成功しますよ!!!と、ツボ売り商法と同じことをしているだけだわーと、ドン引きしたのでした。

(聖書って、その短い聖句を引用されがちだけど、本当の奥深さを知っててその聖句を引用しているのか、って、めっちゃくっちゃ大切なことなのです。
だって、それを間違って引用して人を誘導することは神様は『罪』って言ってるので。。。)

こんなふうに、有名な方でも、一見成功している方でも、「あなたは足りない」の呪いで物を買わせようとするパターンは本当に多いって思います。

私は、施術のときのカウンセリングで、『どうなりたいですか?』と理想の姿をお聞きする場合が多いのですが、

それは、

『不調なところがまだこんなにあるからという闇を見せつけられて』

というのと、

『やりたいことに向かう時に、もっとこうなるためにここを改善したいな!とご自分が感じて、施術の必要性を感じる』

のとでは、雲泥の差があると思っています。

どんなに闇があったとしても、なかったとしても、人によって、過去は様々だけど、光を見ることが、それこそが大切だって強く信じています。

ついつい、その道の大御所のような人に、あなたはまだこれが足りないから、、、と何かを勧められると、「私は足りないのかも。。。それなら、言われた通り、そうしよう」と不安から物事を選択しそうになるけど。

不安になったら、『足りない』が刺激されることに出会ったら、要注意です!!!
「お!!こいつは愛に見せかけて、『あなたは足りない』の呪いをかけようとしているな〜!」って見抜いてください!

『不安』を煽るエネルギーってとっても魅力的です。だって、不安感って誰の中にも起こりがちで、不快なものだから、これをやればそれから逃れられるかも!と、ついつい安心で満たされたいって衝動で動くんですよね。

だから、不安であればあるほど、そっちに流されそうになるけども、自分に軸を持ち始めると、どんな大御所が言うことであっても、ちょっと冷静になることができるようになると思います。’大御所はそう言っているけど、私はこう感じるな、、、本当はどうなの?って鵜呑みにしないってことを選択できるようになります。

つい最近聞いた事で素敵なお話がありました。

「慈愛に生きる前には、まず、自己愛を持たなければならない。究極の自己愛を持つと、誰か(親や社会や偉い人)の正しさの前で自分をちゃんと守れるようになる、そして、その段階になってはじめて、自分と自分を創った創造主(神)と、自分との関係が大事になっていき、神が慈愛を持って自分に接してくれていように自分も人に慈愛を持って接したいと思えるようになるのだ。自己愛から慈愛の段階にすすめるのだ。」というものでした。

「あなたは足りない〜」の呪いをかけてくる人って、その人は慈愛の精神ではなく自己愛で(自分の利益のため、が、中心となり)あなたに接している部分が大きいなと思ったほうがいいかもです。

足りないから~と言う行動パターンはもういらないって思います。
こうしたい、こうなりたい!そしたら、これしたい!!
と光に向かう方向で自分の物事を決めたいなって思います。

愛に進むことなら、それを選択しよう〜〜♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。