栄養業界の謎

さて、先週末は6回のフォローアップカウンセリングご卒業の方のセッションでした。
3ヶ月ほどの伴走でしたが、その間に、ご主人へのイライラが随分減られたようで、すごく穏やかなお顔だったのがとっても印象的な回でした。

肉体的なことも改善傾向にあることが分かられて、

「今はまだ改善仕切っていない所もあるけど、ああ、このまま進めば改善していくなってわかった」ということで一旦ご卒業でいいのではないか、とお話しました。

今後、個性への対応が必要になって来たときに、また、お声がけしてください、とお伝えしました。(やはり、わたしたちは個性というのがあるので、その個性に対応する事をしていかないと行けないタイミングも来ます。)

でも、ベースとして、今日までお伝えして来たるように、【PUFA】を避けること、【糖】の代謝を上げること、その2つは大きなベースになっていきます。

以前、お伝えしたように、脳にエネルギーがきちんと足りてくると、イライラが減るし、なんだか焦ってる感じとか、幸せ感がわかないとか、やる気が起きないとか、そのようなことが、わかりやすく改善していきます。

その後、肉体的なこともゆっくりゆっくり変化していくなって思っています。

それはね、やっぱり私自身も含め、クライアントさんの変化をみていたら、もう本当にそうなんだな〜、糖がこんなにも必要なんだなーって見てて実感しています。ある意味、驚いています。

今日は、なんで私自身がそのような結論になったのか、を改めてお伝えしておきたいと思っています。

さて、

たとえ、「人体の細かな生化学的に、これが起きているからそうなるんだな!」って頭で理解したとしても、

実際に、自分の周りや目の前の方が改善に向かわなかったら、ホントそうなの?って疑わしいな、ってことになりますよね。

実際、まさに、「ホントそうなの?疑わしいなー」という気持ちというのが、分子栄養学を習って、習ったことをクライアントさんや家族に適用してて起こってたわけです。一回は良さげな変化に見える事も起きているのですが、それでもなんか違和感があるというか、なんか、サプリで抑えているだけ?みたいな、そんな感覚でした。

そして、周りを見回してみたら、分子栄養学を長らくされている先生たちはかなりサプリ漬けになっていたり、それでいて、ストレスにそこまで強くなっているようには見えなかったり。。。

「本当にそれで良いのかな?」と思える出来事に遭遇するたび、小さな疑問が私の中にさらに渦巻きはじめていました。

分子栄養学では【サプリはいつまでも飲むものではなく、サプリは減らして行けるべきだ】と習うけど、実際、先生たちは何年もやってても、サプリ漬けの方多いよね、とか。。。ですね。

分子栄養学では、【これが正解】と習ったけども、それを頭で理解して、それを実際に行ってみて、やってみて体で起きることは、謎な事が起きて、「いや、本当に正解なの?実は、正解じゃないのでは?何かが違うのでは?」と疑い始めたのですね。

でも、もちろん、「分子栄養学で習った全てが全部間違いだった!」なんて言うつもりはないのです。

その学びの中で今でも役立っている学びももちろんあるのです。

でも、今では、勉強を深めた結果わかっている、PUFAという多価不飽和脂肪酸に関する考え方や知識、それに【黒糖やはちみつ】といった単純な【糖】への考え方は、体のメカニズムとして、超重要な部分だとわかっているので、そこがズレている教えだと人体として長期に見た時、健康には導けないし、なんなら致命的なんじゃないか、とさえ思い心から危惧しているのです。

私の体に起こった【違和感】、周りを見ていての【違和感】から気がついた事だけど、その後学びを深めて居る中で、生化学的にも、研究論文を細かくしらべると、分子栄養学では習ったこととは真逆のことが論文として出されているのだ、と知ったのです。

私は、九州大学農学部を卒業してるのですが、大学3年のときに、東京大学獣医生化学研究室に出向させてもらう経験をさせてもらい、その研究室で論文を読むというのを教えられました。

分子栄養学で習ったことが本当なのかを知るために、自分でも論文を読まなきゃ!!!何が真実なの???って、模索しはじめたときに、「あ〜〜過去ってこうやって今に役立つように出来ているんだな〜〜」と、つくづく人生の流れみたいなものに感謝したのでした。

確かに、分子栄養学で習う事というのは、〇〇仮説ということで、言われている事や、実際論文として出されていることもあるのでした。

でも、その全てではないけど、分子栄養学で推奨しているはずの〇〇が実際体内では▲▲という働きをすることがわかってて、摂取するのは健康に良くないという研究論文も【ある】のです。

つまり、両方の論文が揃っているのが今の世の中というわけだったです。

今現在、【糖】それも、黒糖とかはちみつはしっかり摂って良い栄養だ、とか、【PUFA】が良くないという論文はあるのにも関わらず、表には上がってこないで、逆のことが【真実だ】と、言われている栄養業界になっている、ということなのです。

そして、PUFAを絶賛する論文はその研究資金を提供しているのが、油業界だったり、、、と。闇な部分も見え隠れするという状態です。

もう、そこまで来ると、私達のような研究者でもないものは、どっちが正しいのか、自分が研究室で研究することが出来ないものは、論文よんだだけでは結論は出せません。

だから、自分やその食事を臨床ベースで行われている先生方から話を聞き、セオリーどおりの事が起きるのか?矛盾はないのか?を実践して納得していくしか無いのだと思います。

私の場合は、PUFAに疑問を感じ、習っていたことと真逆の説があることを学び、その論文もあることを学び、その道で結果を出されている先生から話を伺い、そして、自分で試してみて、実際に自分や目の前のクライアントさんにもためしてもらって、そして、【糖】を入れることと、【PUFA】をなくす事が健康にもっとも必要なことだ、という研究のほうが指示できると結論を出している現在なのです。

【PUFA】をストップして、【糖】をしっかり入れると、わかりやすく変化が起きてきます。3ヶ月くらいで何かしらの良い変化を感じてもらえます。一切のサプリなしでそれが起きます。

【糖】は入れなきゃだめなんだな!

【PUFA】やっぱり危険なんだな!と、現場ベースで確信にもなることでした。

他のクライアントさんで、分子栄養学で必要と言われた10種類以上のサプリメント(それも超高品質)を飲まれていた方は、今はすっかりサプリ断ちされて、それなのに、「幸せ感がわかない」という悩みがなくなり、夫へのイライラが減り、そして、今まで考えられなかったのに、赤ちゃんが欲しいという気持ちにまでなられれた、、、という事が起こりました。

それは、【生物としての人間】の生命力が上がった事が、すごくわかりやすく見て取れる出来事だと思います^^

そんなわけで、私は、分子栄養学の教えの中でぬくぬくとしているのは危険なのかも、なのに、周りはどんどんその教えが主流になってきている、という危機感を感じるようになったのでした。

さて、今日のお話が参考になったら嬉しいです。

またお伝えしていきますね!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

石井恵子のカウンセリングや講座はニュースレター先行でお知らせしていますので、ぜひご登録お願いします♪
https://pure-food-pure-body.ck.page/b1d3aad0e6

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日のお話、動画でもお伝えしています!聞いたほうがわかりやすいという方に!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。